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折りたたみMacBookは実現するのか?〜Mac、iPadとの明確な差別化は…〜

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折りたたみMacBook開発中?

 先日、折りたたみiPhoneは2025年まで登場しないのかもしれない…という記事を紹介しました。

 これと同時に、「折りたたみMacBook」の情報も報じられています。
 果たして本当に来るのでしょうか?

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禁断の分野に他を出すのか?

 記事によると、

ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)のCEOであるRoss Young氏は、Appleは全画面の折りたたみ式「MacBook」の可能性を探っており、20インチ前後のディスプレイを搭載した折りたたみ式「MacBook」についてサプライヤーと協議していると予測している

ということです。

「折り曲げた状態では、フルサイズのソフトウェアキーボードを備えたノートPCとして利用でき、完全に開いた状態では、モニターとして外付けキーボードと併用出来るデュアルユースデバイスになる可能性がある」
という記述がありますので、どうやら物理キーボードがないタイプの筐体になりそうですね。

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 登場時期は2026年以降…とされいいますので、喫緊の問題ではありませんが、こうなるとどうしても心配になってしまうのが、
「iPadとの区分け」
です。

 これまでAppleは、
「MacとiPadの統合はない」
と明言してきました。
 つまり、タブレット的な活用やスタイラスペン対応に関してはiPad、Macはあくまでもキーボードを活用したスタイルになるということです。
 また、「MacOS」と「iPadOS」との融合もない…ということになりますね。

 私は基本的にこのAppleの考えを好意的に捉えてきました。
 全てを一台で…という考え方で来ているWindowsに対し、あくまでもそれぞれの得意分野に特化して…というAppleの考え方に賛同、ということです。

 しかし、今回の折りたたみMacBookは、MacOSを使用しながら物理キーボードを排除する…ということですので、当然スタイラスペン対応ということになるでしょう。
 つまりは、禁断の「MacOS + ApplePencil」という体制に手を出す…ということ。

 さて、将来のMacはどのような方向に進もうとしているのでしょうか?

 

物理キーボードは無くならない

 文字を入力する…という行為が無くならない限り、物理キーボードと無くならないと考えます。

 昨年HHKBを購入し、東プレのREALFORCE以上に打鍵感を味わい、その考え方を再認識した次第です。

 ソフトウエアキーボードや音声入力がどんなに進化しても、「心地よい打鍵感が最良の文字入力を生む」という感覚は消えないでしょう。
 機械的な入力という部分では無く、入力と感覚的な心地よさの融合によってよりよい生産活動が成立する…とう考え方です。

 非常に抽象的なのですが、この考え方、間違いなく存在する理論だと考えます。
 HHKBで入力していると、単純に作業がはかどるだけではなく、「もっと打ちたい」という感覚が生まれるのです。

 Appleが、特にMacBook系において物理キーボード排除の方向に動くのであれば、非常に危険な賭けだと感じます。
 これまでの筐体を維持しつつ、ひとつの分野として「キーボードレスMacBook」という分野を創出するのであればまだ分かるのですが…。

 まあ、その際も、iPadとの活用方法の被りをどのように説明するのか…ということはAppleに課せられた十字架となるでしょう。
 今後ますますMacとiPadとの融合が図られていくはず。
 ユニバーサルコントロール、Sidecarという、多様な連携が生まれていく中、これまでとは異なったアプローチが今回の「キーボードレスMacBook」だと思いますので、まずはそのコンセプト作りをしっかりとしてもらいたいと願います。

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