それでも日本のAppleデバイス価格は安い方?
WWDCでは、「M2搭載MacBook Air」「iPadOSでのステージマネージャ」等、非常に大きな話題がありましたね。
しかし、個人的に最も衝撃的だったのは「Macの値上がり」です。
来る…とは思っていたものの、それが現実に起こったときの衝撃がありましたし、それ以上に想像以上の値上がりに驚きました。
今後は、iPhone、iPadで同様の動きが当然あるでしょう。
特にiPhoneにおいては、世界的に見ても異様なほどのシェアを誇っている日本という事情もあり、ユーザーが価格の高騰を受け入れられなかった場合には国内での一大変革が起こる可能性さえあります。
ところが、この「値上がり」をしても、まだ日本はAppleデバイスを購入しやすい環境にあるようです。
リンク
Apple製品、どんだけ高いねん!
記事によると、
各種ガジェットの国際価格比較を掲載しているnukeni.comが、世界37の国・地域におけるMacBook AirとMacBook Proの販売価格を掲載している
ということです。
その結果を見ると、日本は比較的安くMacBook AirとMacBook Proを購入できる国となっているようです。
MacBook Airの価格比較は以下のように…。
順位的にも安く買える方ですし、最安の米国との価格差も大きくありません。
非常に意外な結果です。
というか、これまでが世界最安で購入できる国のひとつだった…ということなんですよね。
今回の価格高騰で、どうしてもこれまでの価格との比較だけで考えてしまいがちですが、このように相対的なデータを見せられると、
「これだったらしょうがない…」
「まだいい方なのか…」
と納得せざるを得ない状況です。
というか、
「Appleデバイス、どんだけ高いんだよ!」
ということ。
当然Appleデバイスは「高級品」というイメージはこれまでもあったわけですが、それでもこれまでの円高傾向による為替レートによってその常識が若干狂っていた…ということなのでしょう。
改めてAppleの「尋常ではない価格設定」を印象づけられた思いがします。
iPhoneの価格上昇も世界的に見れば…
「nukeni.com」は、当然Mac以外の価格比較も行っており、iPhone13シリーズに関しては、日本が世界最安で購入できるとのこと。
iPhone14シリーズでは恐らく相当な額の値上げが予想されますが、それを加味しても世界的に見ればそれほど高くはない…という結果になるのでしょうか?
これからはグローバルな感覚で、Appleデバイスの価格を捉えていく必要がありそうです。
でもなあ、いざというときに実際比べるのはこれまでの日本での価格なんですけどね…。