Apple Watch Series8「エクストリームモデル」は「超高級品」になる?
より大画面でタフな使い方が想定された「エクストリームモデル」がApple Watchに追加される…と話題になっていますね。
先日はG-SHOCKにも似たコンセプトデザインが公開されましたが、私はここまでどぎついデザインはありえないと考えます。
さすがにこれではおもちゃ感が強すぎるかと…。
これまでのApple Watchは、デザイン的には洗練させているもののワイルド感に欠ける…というイメージがありました。お上品すぎるというか…。
SamsungやHUAWEIからは結構ワイルドな丸形盤面の機種が登場しておりますので、個人的にはそちらのデザインが気に入っております。
しかし、上掲の画像のようにG-SHOCK感丸出しはAppleの美的センスに反するのでは…と考えています。
そんな中…。
エクストリームモデルの素材や価格など、これまでには見られなかった情報が出てきています。ちょっと高すぎるような…。
なんと、10万円以上?
記事によると、
2022年の新型Apple Watchとして発表が噂されるエクストリームスポーツ用モデルは、従来より大きいディスプレイ、強度の高い金属製筐体、大容量バッテリーを搭載する可能性があると、Bloombergが明らかにした
ということです。
まあ、ディスプレイサイズに関してはこれまでも「より大きいサイズ」という憶測が流れていましたし、それに伴ってバッテリー容量が増加することも不思議ではありません。
今回の注目ポイントは「強度の高い金属製筐体」という部分。
こちらの別記事では、「リキッドメタル」という具体的な素材名まで登場しています。
「リキッドメタル」とは、
ジルコニウム、チタニウム、銅を用いたアモルファス合金
ということで、実際にリキッドメタルを採用しているOMEGAでは、
「ステンレス製ケースの3倍の強度を持ち、耐腐食性、耐擦過性に優れる」
と説明しているようです。
「ステンレススチールモデルよりも高価になる」
という噂もありますので、もしそうだとすれば、10万円を軽く超えてくるような価格設定となりそうです。
いやいや、これでは買えません!
安価設定でこそ生きるエクストリームモデルなので?
もちろん、「画面の大型化」「エクストリーム用の特別設計」ということで、価格は従来のノーマルモデルよりも高価になることは予想しておりました。
しかし…。
価格的な「フラッグシップ」とは趣が異なるのではないでしょうか?
だって、あくまでもより多くの過酷なアクティビティをするユーザーを想定しているわけで、そのターゲットは裕福な高年齢層ではなく、ある程度若年層に重きを置かなくてはならない代物なのでは?
せめてノーマルモデルよりも数万円ほどの上乗せで買えなければ、本当の意味でのターゲットには届かなくなってしまうのではないでしょうか?
本来であれば、アクティブに活動する一般のユーザーが欲しくなるモデルなのでしょうが、あまりに高額なのであれば「お飾り」の機種になってしまうかもしれません。