「Studio Display Pro」「15.2インチMacBook Air」?
M2搭載MacBook Airが発売され、今後M2が本格的にその実力を試されることになります。第2世代のMチップがどのように評価されるのか非常に楽しみなところです。
さて、Mチップの「その後」に関しては、以下のような記事を書きました。
ここでは以下のようなガーマン氏の予想を紹介しています。
この通りであれば、2022年後半は「M2のバリエーションを増やす時期」ということになります。そこに新型Mac Proが M1ベースのチップを搭載して登場…ということに?。
ようやく第一世代「M1」のラインナップが完成することになるのでしょうか?
次の大きなステップアップとすると、「M2 Pro/Max」でしょう。
その強力なパワーを見せつけた「M1 Pro/Max」搭載のMacBook Proは以前よりは納期が短くなってきたとはいえ、現在でもカスタマイズモデルは入手しづらい状態のようです。
これで再度中国のロックダウンが始まると、また供給がストップしてしまうかも…。
しかし、チップのサイクルを考えると、ガーマン氏の言う「2023年春」が登場してから丁度1年半を経過する時期に当たり、頃合いとしては丁度いいのかもしれません。
そんな中…。
王道からは少々ずれたところで新製品の情報が来ています。
「Studio Display Pro」「15.2インチMacBook Air」?
発売時期やいかに?
記事によると、
15.2インチMacBook Airと、27インチのミニLEDバックライト採用ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)が、2023年初頭に発売されるとDSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が伝えている
ということです。
まずもって「15.2インチMacBook Air」ですが、かなり以前から「大画面Air」の噂は存在していました。
確かに「大画面」を欲している方がいるかもしれませんが、Mac価格が高騰している中で、
「性能はAir、画面の大きさはPro級で価格もかなり高価」
という中途半端な機種を購入するものでしょうか?
「価格の安さ」で買うには高すぎ、いいお値段がするのに性能は「Pro」よりも劣る…。
初代M1Airはこのあたりの塩梅が非常に良かったことで、「AppleSilicon Mac」認知のための土台をつくりました。
しかし、13インチM2Airでさえ「お高い」と判断せざるを得ない価格改正が行われた今、現行型M2搭載Macの高級バージョンを購入できそうであれば「Pro」にいくべきだと考えますし、「お安く仕上げたい」のであれば、価格上昇が確定的な15インチよりも13インチを選択するユーザーが多そうです。
さらに「Studio Display Pro」。
こちらの情報で気になるのは、「Mac Proとの関連」と「サイズ」です。
記事では「Studio Display Pro」も「2023年初頭」とされています。Appleの言う「初頭」とは3月だと、これまでの実績から考えております。
となると、
「MiniLED搭載Studio Displayは、新型Mac Proと同時には来ないの?」
という疑問が湧いてきます。
また、ディスプレイサイズに関しては「27インチ」という情報のみで、Pro Display XDRの32型に繋がりません。
「Studio Display Pro」は「Pro Display XDR」の後継機なのか?
「Studio Display以上の価格って、一体どこまで上り詰めるのか?」
「27インチだけではなくそれよりも大きいモデルが考慮されているの?」
等、疑問が湧いてくる状態。
未だに問題の糸が様々な方向に絡み合ってしまっている状態です。
真実はどこにあるのか…。
それにしてもMiniLED搭載ディスプレイって、一体どのくらいの値付けになるのでしょうね?
楽しみでもあり、怖くもあり…。