Appleの2022年後半イベントを占う
Foxconnが従業員の募集をかけ始めたことがわかり、いよいよiPhone14シリーズの量産が本格的に始まることになりそうです。
また、2022年後半のAppleに関しては、更なる新製品がてんこ盛りになりそう…ということが伝えられています。
ユーザー側からすると大変嬉しいことですが、Appleからするとその調整に四苦八苦しているのではないでしょうか?
原材料の確保、組み立ての従業員の確保、価格の調整等、現在の世界情勢を考えると課題山積です。
そんな中…。
MacRumorの記者が、今後のAppleのイベントについて予想してます。
さて、どうなるか?
最低でも2回、もしかすると3回の商品発表も…
記事によると、
米メディアMacRumorsのライター、ジョー・ロシニョール氏(@rsgnl)は、Appleは9月のiPhone14発表イベントに続いて、10月にも新製品発表イベントを開催し、M2搭載iPad ProやiPad(第10世代)のほか、iPadOS16の正式リリース日も発表するだろうと予想している
ということです。
まあ、これまでの数多くの予想をまとめただけ…とも言えますが、その予想に破綻はないように感じます。
先日はガーマン氏が、iPadOS16のリリースが1ヶ月ほど遅れる可能性について言及しました。恐らくは目玉である「ステージマネージャ」の調整であると思われますが、となると連動してMacOSの発表も遅れることになるのは必然。
となると、もし本当にこの時期に「M2 Pro/Max」のMacBook Proを投入できるのであれば、丁度いい機会と言えるでしょう。「間に合うかどうか」については先日の記事に私の考えを書かせていただきました。
というわけで、かなり今回の記事と重なりますが、私の考えをまとめてみようかと思います。
9月イベント
〇iPhone14シリーズ
〇Apple Watch Series8
10月イベント
〇iPad(第10世代)
〇M2搭載iPad Pro
〇M2搭載Mac mini
12月?(プレス発表のような形で)
〇AirPods Pro2
〇AirPods Max2
やはり問題は「Mac」ですね。
「M2 Pro/Max」の登場が鍵を握ります。間に合うのであれば10月のイベントで…ということもあるでしょうが、iPadも投入することも考えると、相当にタイトな日程になりますね。
まあ、発表だけ10月にしておいて発売を11月にするなど、時期をずらすことも考えられますが…。
投入するとなると、「M2 Pro/MaxのMacBook Pro」の他、噂になっている「M2 Pro Mac mini」の可能性もあるでしょう。
最低でも2回のイベントを開催し、もう一回「プレス発表→即発売」というようなお披露目があるように思えます。
大忙しであることに変わりはないでしょう。
2023年春でも十分
とはいえ、Macに関しては2023年春の発表でも全く問題無いように思えます。
特に、M1はスルーしてM2ベースに切り替えた…と噂の「新型Mac Pro」に関しては、恐らくは「M2 Ultra」「M2 Ultra×2」のチップで来るでしょうから、2022年度中は無理でしょう。
2022年中のタイトさを考えると、2023年春に「M2 Pro/Max/Ultra/Ultra×2」のそろい踏みという形で登場してもいいかもしれません。
ただ、これはこれで大変そうですね。てんこ盛り過ぎて…。
「M2 Pro/Max」を今秋に発表できれば、Appleにとってはその先が随分と楽になるのかもしれません。