Appleの「iPad戦略」はこのままでいいのか?
最近、iPadに関するAppleの戦略に疑問を投げかける記事が増えております。
キーワードとすれば、「価格」「モデル構成」「互換性」「性能」等と多岐に渡ります。
先日も、iPad(第10世代)の価格設定が上がってしまったことで、「iPad SE」的なモデルが必要であるという意見をご紹介しました。
為替の影響をもろに受けている日本にとっても死活問題とも言える視点ですね。
今回は、「互換性」と「性能」に関する情報を…。
iPad、快適に使えてこそ…
まず初めに、例のApple Pencilの互換性問題から。
以下のような記事がありました。
なんと、iPad(第10世代)で初代Apple Pencilをペアリング、充電するための例のアダプタ在庫が不足しているため、米国の一部のAppleStoreでApple Pencil自体の販売を中止している…というのです。
Appleの想定以上に、第1世代Apple Pencilを有効活用しようとするユーザーが多かった…ということなのでしょうか?
いや〜、それにしてもお粗末です。
このアダプタが専用品となっており、他の方法では「ペアリング」「充電」ともにできない…という致命的な状態になっているのが諸悪の根源ですね。
せっかくUSB-C化したポートの悪い面しか出ていません。
Pencil第2世代の対応を見送った時点で、ポートもLightningで良かったのでは?…とも思えますが、EUの規制開始を考えると、このタイミングにUSB-C化しないと間に合わなかった…ということかもしれません。
「お粗末」の一言です。
日本でも、iPad(第10世代)は届き、初代Apple Pencilもあるのだが、アダプタの到着が遅れているために使用できない…という声が聞かれます。
もちろん今後は落ち着いてくるのでしょうが、恐らくこのアダプタは今後のモデルでは使うことのない「これっきり」のデバイスになるでしょうから、そもそも出費すること自体に意味を感じられません。
お次は性能の問題。
A14Bionicを搭載し、性能もまずまずと認識されているiPad(第10世代)ですが、先日「Appleが大好きなんだよ」さんの動画で、特定のWebを「PCサイト」モードで見ると、画面がフリーズするという現象に見舞われたことを紹介しています。
Appleが大好きなんだよさんは、メモリ、ストレージ容量、GPU等の様々な要因を疑っておられました。
モバイル用サイトは普通に表示されることから、重めのWEBサイトでは用心した方がよさそうということでした。
それにしても…。
新型のiPadで満足にWeb表示がされない…なんてことが許されるわけがありません。
当たり前のことが当たり前にできる等、快適に使用できることは最低条件でしかありません。
条件によってその最低条件がクリアできないような代物は問題なのでは?
以下のような記事もありました。
機種が多くなり、錯綜してませんか? 最近のAppleデバイス…。