Apple Watchのバンドに自動フィッティング機能がつく?
Apple Watchには限らず腕時計全般に言えることでしょうが、バンドのフィット具合は非常に重要な事柄のひとつです。「完璧にフィットしている!」と自信をもって言える人は実は少ないのではないでしょうか?
特に金属ベルトに関しては、パーツの取り外しで手首周りの長さ調整が可能ですが、ひとつのピースの幅が5㎜以上あるものが多く、この「5㎜」がくせ者…という場合が多いでしょう。
「丁度真ん中が欲しい!」
という絶妙な緩さ加減になってしまうことがあるような…。
また、その日の体調や天候によってフィットする感覚が微妙に異なりますよね。きつく感じると圧迫される感覚に襲われますし、ゆるくなると時計が動いてしまって落ち着かなかったり…。
そんな中…。
Apple Watch用バンドに、自動フィッティング機能が付くかもしれない…という記事が来てます。これは早期に実現して欲しい!

スポーツバンド、ソロループ系に是非!
記事によると、
Apple Watchと専用バンドの組み合わせによりフィッティング(締め付け具合の調整)を自動調整しようとする特許をAppleが出願していることを、米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2023年3月16日に公開した
ということです。
その特許図がこちら。

「5」はスポーツバンドが想起されますね。
こちらは、留め具部分で調整するのではなくバンド内の左右に何らかのセンサーおよび調整部を内蔵することになるようです。
「13」は留め具がありませんのでソロループ系か?
こちらは、ボディの反対側にバンドが収縮する機構が内蔵される?
現行のApple純正バンドで、自由自在にその長さを調整できるのは「スポーツループ系」ですね。マジックテープで微妙な長さの調整も可能。
しかし、スペーツバンドは「穴」単位の長さしか調整できませんし、ソロループ系においては長さ調整そのものが不可です。「スペーツバンド」「ソロループ」において任意の長さ調整ができるようになれば、誰でも安心してバンド購入に踏み切れます。

個人的には、金属系の金具の間に伸び縮みする素材の部分を挟み込むことで、金属系バンドでもジャストフィット可能な構造にしてくれれば…と願います。
なかなか難しそうな技術になりそうですが、是非とも近いうちに実現していただきたい!