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Intel Macのサポートはいつまで?〜Apple Silicon化完了で気になるタイムリミット〜

Intel Macのサポートはいつまで?

 M2 Ultra登載の「Mac Studio」「Mac Pro」が登場したことで、MacのApple Silicon化が完了しました。 

 こうなると気になるのが、macOSがいつまでIntel Macをサポートするのか?…ということになります。今秋発表の「macOS Sonoma」では、WindowsゲームをMacに移植するための新しいAPIが提供されるなど、「Apple Siliconでなんでもできる」という環境へと舵を切っているのは明白です。

 そんな中、Intel Macサポートに関する記事が来ています。

 

次期macOSで打ち切り?

 記事によると、

Appleは「WWDC23」で新型「Mac Pro」を発表し、IntelチップからAppleシリコンへの移行を完了したが、9To5Macが、macOSにおけるIntelチップ搭載Macのサポート終了時期を予想している

ということです。

 

 興味深いのは、単純にIntel Macの話題だけではなく、PowerPCプロセッサからIntelに切り替わったことにも触れながら予想している点ですね。私のMacデビューはIntel世代ど真ん中ですので、Macが自前のApple Siliconで全てまかなえているという現状がどれだけ素晴らしいことなのか…ということも改めて考えさせられた次第です。

 

 さて、話を本題に戻しましょう。
 AppleがPowerPCプロセッサからIntelに切り替えることを発表したのが2005年とのこと。最初のIntel Macは2006年1月に発表され、その後、同年の8月にMac Proを発表し、早々にIntelへの移行を完了したということです。なんと、半年で全ての移行が完了したのですね。Appleが非常に戦略的、計画的にIntel Macへと移行したのが伝わってきます。

 「Intel Mac時代」は「17年間」続いたことになります。
 これを長いと考えるのか短いと考えるのかは判断が分かれるのだとは思いますが、Appleとすれば、実に長い間Intelとの「お付き合い」を続けたのだなあ…と個人的には感じます。

 当然、Intelと歩調を合わせることでwindows機との均衡が図られた…というメリットもあるでしょうし、Mac使いにとっては「BootCamp」という必殺技も活用できましたので、悪いことだけではありませんでした。
 ただし、「自分がやりたいことができない」という制約も当然あったわけで、ときが立つにつれてその弊害の方が大きくなったということになります。そこにApple側のチップ設計技術向上、TSMCという強力な味方を得たという環境が整い、2020年に完全Apple Silicon化を発表しました。

 

 本来は2022年にApple Silicon化が完了する予定でしたが、まあ半年の延長はご愛敬ということで…。
 ここまで、本当に順調に「脱Intel」を成し遂げてきたAppleですので、Intelにこだわる必要なもはやなくなったようにも思えます。まあ、過去機種の「サポート」は続けるのでしょうが、発展的な「OSの対応」はもしかすると想像よりも早く訪れるのかもしれません。

 

 今回紹介した記事では、
「早ければ2024年に発表されるmacOSの次期メジャーリリースがIntel Mac向けの最後のバージョンとなる可能性がある」
と冴えしています。

 最近のAppleは、「切るときには切る」という印象もありますので、あながち「早すぎる」という感じもしませんね。

 

 さて、Intel Macを使用しているユーザーは考え時に差し掛かっているのかもしれません。
 ただ、新型Mac Proが外部GPUに非対応だったことで、「本当に大丈夫か?」という気持ちもありますが…。

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