カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

15インチMacBook Airの大きさは、サーマルスロットリング対策にもなっている?

15インチMacBook Airのメリットは?

 WWDCで発表されたMacの発売も開始されましたが、市場は冷静に受け止めているという印象ですね。

 先日も述べましたが、「M2 Ultra」登載のMac Studio、Mac Proに関しては、まあ想定内の性能ということで、M1 Ultra登載のMac Studioからの買い換えは急務ではない…と考えられます。Mac Proに関してはやはり拡張性の低さがGPU性能の不安に直結してしまっているところが致命的ですね。 

 

 15インチAirに関しては、全く関心が無い層と、「待ってました!」という層とに真っ二つに分かれているのではないでしょうか?

 M2搭載ということで、性能的には13インチAirと全く同じ。
 単純に広い画面が欲しいかどうか…ということだけを考えればいいのですから、それも当然ですね。Airと言えばコンパクトさや軽さを重視するユーザーも多いはずですが、そんな中でも、
「性能がそこそこでもいいので大画面が欲しかった!」
というユーザーには「ドンピシャ」だったことでしょう。

 

 そんな中…。
 サイズ以外の面で、15インチAirのメリットを紹介した記事が来ています。

 

サーマルスロットリング対策にもなっている?

 記事によると、

新しい15インチMacBook Air (M2, 2023)の筐体サイズはサーマルスロットリング対策にもなっているようだ

ということです。

 

 「サーマルスロットリング」とは、高負荷時にチップが高温になると性能が劣化する…という現象ですね。これまでもMacBook系では度々話題になってきた事象です。

 「Air」は「ファンレス」にすることで「薄く、軽く」を実現した機種ですので、過度な負荷がかかりすぎるとサーマルスロットリングの憂き目を見ることになります。

 しかし、15インチAirは画面の拡大に伴って当然筐体も大きくなっているわけで、チップに帯びた熱の「放熱」にも寄与することになるようです。

 

 上のグラフのように、Cinebench R23 (Multi Core)の30分ループテストを行った際、13インチAirに比べて明らかに高負荷時の性能低下幅が小さくなっていますね。

 冷却ファンを装備したMacBook Proではむしろ性能が上がる…というわけの分からない結果になっていますので、やはり「冷やす」ことは非常に重要な事柄だということが分かります。

 

 しかし、ファンレスであっても、Mac筐体に方の放熱のスペースがあれば、それほど大きなパワーの損失はないのですね。「Air」という機種の特徴が非常によく分かる実験結果です。

 まあ、それをしっかりと認識した上で、「Airがいいのか、Proがいいのか?」をユーザーが選択することが必要ですね。

スポンサーリンク