シグマ製RFマウントレンズがいよいよ登場か?
CanonのRFシステムが完成しつつあります。
当初はフルサイズ機中心のラインナップであり、それも高価格寄りの機種から埋めてきた印象が強くありました。
しかし、昨年あたりから、APS-C機、フルサイズ普及機が続々と誕生し、一気にラインナップの完成へと近づきました。残すはフラッグシップの「R1」というところでしょうか?
しかし、こうなると「RFレンズ」の片寄りが一掃気になるようになります。
RFレンズも、専ら超高級レンズである「Lレンズ」を中心にしたラインナップとなっており、最近になって普及機帯のレンズが登場し出しているという印象。
それでも、
「CanonのRFレンズはお高い!」
という印象は拭えません。
いくら一眼カメラの今後がマニア中心で動いていくことになろうとも、やはり裾野を広げていく努力を怠ってはSONYの後塵を拝したままになってしまうことは明白です。
そんな中…。
ついにシグマ製のRFマウントレンズが登場するのでは?…という記事が来ています。
6〜8ヶ月後に登場?
記事によると、
Canon RumorsにシグマのRFマウント対応レンズに関する噂が掲載されており、今後6~8ヶ月の間に登場することにかなり自身をもっているようだ
ということです。
記事内の注目ポイントは、
「シグマのRFマウントレンズには、キヤノン純正と焦点距離やF値が重複するレンズはあまり期待できないだろう」
という記述です。
つまり、これまで頑なにサードパーティーによるRFレンズの製造を拒んできたCanonだけに、
「純正レンズと被る使用の他社製レンズは認めない」
という方針を貫くのでは?…という考え方です。
記事では、この考え方を踏まえ、「50mm F1.4」「17-50mm F2.8 OS DC」という2本のレンズをシグマ製の候補としてあげています。
さらに、
「サードパーティーには、APS-Cレンズしか認めないのでは?」
という予想もありますね。
Canonとすれば、スマホで写真を済ませてしまう世代が広がってしまった現状を踏まえ、今後の一眼カメラを支えるのは「マニア層」と考えていることは明白。でなければ、立て続けに購入レンズばかりを投入する意図も見えてきません。
だとすれば、APS-C機に力を注ぐことはなかなか考えづらいわけで、この分野をサードパーティー製レンズで代用しよう…と考えるのは非常に理に適っていると考えます。
しかし…。
ユーザー側からすると、「F値の明るいお手頃レンズ」も欲しいわけで、その意味でサードパーティーに期待する部分も大きいはず。
Canonがどの程度許容するのか…ということは、今後のCanon機の未来を占う意味でも非常に重要な観点だと思われます。