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Apple製品の「Self Service Repair」(セルフ修理プログラム)、日本でも使いたい〜欧米での適応拡大〜

Apple製品の「Self Service Repair」、広がる!

 Appleデバイス、特にiPhone等のモバイル製品に関しては、常に落下等の危険性にさらされています。年々使用されるパーツが高級化し、ガラス等の繊細な素材の使用が目立つようになり、「万が一の際の修理代」が他のメーカーに比べてネックになっているような印象を受けます。

 これに備えるために「Apple Care」があるわけですが、その費用もバカになりません。必至になって通信費を削っていながら、ときにはそれ以上のApple Care代がかかる…なんてこともあるわけです。
 これも、Appleの「修理を第三者に任せない」という方針が強く影響しています。 

 

 これに対し、特に欧米では「修理することの権利」が強求められており、米国では昨年からAppleの「Self Service Repair」が開始されました。

 この度、これが欧米にまで広がった…という記事が来ています。

 

でも、価格が…

 記事によると、

Self Service Repairの、さらなる拡大が正式にアナウンスされ、修理対象デバイスとサービス対象国の追加が行われた

ということです。

 

 iPhone14シリーズの他に追加された「機種」は、

M2チップを搭載する13インチモデルの「MacBook Air」や、M2 ProならびにM2 Maxチップを搭載する「MacBook Pro」

とのこと。

 また、利用可能国の追加は、

ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、スペイン、スウェーデン、英国

ということです。

 

 更に、これまでは修理終了後にAppleサポートにいちいち連絡する必要があったようですが、これが不要になる…というサービス形態の改善も合わせて行われたようですね。

 

 このような「セルフ修理」の動きが広がることは非常に好ましいことです。
 ただ、その「価格」に関しては非常に敷居が高くなっていることは事実。セルフ修理プログラムを利用するということは、「Apple Care+」には課金せずに…という利用方法が考えられますが、ディスプレイ交換時にも二百数十ドルのコストがかかるようです。

 これがApple Care+だと「数十ドル」で賄えることになりますので、セルフ修理とApple Care+掛け金との考え方も非常に難しいものになっていますね。

 

 「修理」に関する選択肢の幅が広がることは非常に好ましいことではあるのですが、せめてセルフ修理をすると「明らかに得」という料金体系にはなってもらいたいものです。

 

日本では難しい?

 さて、この「Self Service Repair」ですが、日本では適応されません。

 その原因として、「技適」があるのでは?…という記事も見かけました。

 

 「修理」=「改造」と見なされる可能性が高い…というわけです。
 これをクリアするためには、やはり「総務省」の決断が必要となりそうです。

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