Appleの「4月〜6月期業績」発表
「メインイベント」である新型iPhoneの登場まであと僅か。発売時期の情報が揺れているのが気になりますが、Appleとしても業績を支える大黒柱であるだけに、「なる早」で発売したいのは山々でしょう。
そんな中…。
Appleの「4月〜6月期業績」が発表されました。
なかなかに微妙な数値となっています。
日本では「11%」の減!
記事によると、
Appleは現地時間8月3日、2023会計年度第3四半期(2023年4月〜6月期)の業績を発表した
ということです。
この期間の全体売上高は「818億ドル」。前年同期比で「1%」減ということ。
世界的なPC・スマホ市場の減退を考えると、恐らくは他メーカーと比較すると、Appleは健闘した…とい評価できるのではないでしょうか?
内訳を見ると…。
Mac、iPadの減退が目立ちますね。
Macに関しては、「M2 Pro/Max」の人気が上がらず。加えて、M2 Ultra登載Mac Studio/Mac Proも微妙。Extreme系が載らなかったMac Proに関しては、存在感すら怪しいものになっているようです。
先日は、15インチAirも期待ほど売れていない…という記事を見かけました。
iPadに関しては、丁度新製品が滞っている時期に入っており、20%減も頷けますね。今後の新製品次第…というところですが、高価格寄りの製品ばかりに気を取られていては市場も盛り上がらないかも知れませんね。
逆に急成長を見せているのが「サービス」分野です。金額的に見ても、伸び率にしても、Appleの今後はこの分野にかかってくるのかも知れません。
新macOSでは、これまでMacが苦手としてきた「ゲーム」に対応する機能が充実するようです。ゲーム分野に本格的に参入するようであれば、サービス部門が今後のAppleを支える柱になってもおかしくはありませんね。
ところで…。
いつものように、世界の地域ごとの売上も出ています。
ヨーロッパ、中国では売上が持ち直している中、日本の落ち込みぶりが目立ちますね。「11%減」。
やはり「円安」の影響が大きいのでしょう。円高時代のイメージがどうしても残っているわけで、それよりも数万円単位で価格が上がっている現状に、思考が付いていかないのではないでしょうか?
iPhone15シリーズ、Proでは値上がりの噂が出ています。
さて、日本での売上に注目ですね。