2023年上半期のデスクトップ売上トップ10にMacが「5機種」!
MS-DOSの時代からPCを使っている世代からすると、日本におけるPCは「NEC」という感覚が抜けない時期がありました。
windowsが主流になり、国内の多様なメーカーが乱立し、海外のメーカーが力を持ち始めても、NEC、富士通のネームバリューは重いものがありましたね。
また、数十年前のPCといえば「デスクトップ」が主流でした。
ノートPCは価格が今以上に高額でしたし、性能的にも物足りない部分が目立っていましたので。
しかし、今となっては「PC=ラップトップ」という意識が主流であり、今やデスクトップ機に見向きもしないユーザーも増えているではないでしょうか?
個人的には実用的に考えた際のデスクトップの安定性と性能の高さという点で、恐らくは今後もデスクトップをメインで活用していくと思われますが、それでも「+ MacBook」という機動性も欲しており、現在は「Mac Studio(M1 Ultra) + MacBook Pro(M2 Pro)」という2台体制ではあります。
そんな中…。
2023年上半期のデスクトップ売上トップ10という記事を見かけました。
時代は変わった… Macが5機種!
記事によると、
BCNランキングが、2023年上半期のデスクトップPCの売れ筋ランキングを公開した
ということです。
そのランキングがこちら。
今でもTOPはNECなんだ…という妙なエモい感じを受けながらも、やはり考えてしまうのは、
「Macが5機種も入っている!」
という驚きです。
売れ線としては、M2搭載「Mac mini」のSSD小容量モデルですか、M2 Pro搭載Mac miniも5位に入っており、それなりに高性能でコスパに優れたモデルも選ばれていることが嬉しくなります。
また、登場からしばらく経過しているM1搭載「iMac」も選ばれていることもびっくりですね。「iMac」というブランド力がまた生きていることも分かります。高性能iMac、復活してもらいたいものです。
時代は変わりました。
以前であれば、このランキングにMacが5台なんて、誰が考えたでしょう?
まあ、「デスクトップ」という分野がそもそもオワコンなのかも知れませんが、正にデスクトップでの作業が中心なのであれば、私のように性能と安定性を求めるユーザーも一定数はいものと想像します。
その味方がMacになっている…という現状を喜んでいいものでしょうか?
日本のPCメーカーが息も絶え絶えで、なかなか魅力的な製品を投入できていない…ということの裏返しのような気がしてなりません。
そう考えると、メインはMacBook系でありながらも、しっかりとデスクトップ機をリリースしてくれるAppleは救世主なのかも知れませんね。
値段は高すぎますが…。