iPhone15シリーズへのデータ移行は「クイックスタート」が超便利!
iPhone13 ProのSIMフリーモデルを初めてApple Online Storeで購入して以降、iPhone14 Pro、iPhone15 Proと、キャリアを介さずに購入しました。
まずもって、メインの回線をpovoに替えたことで、キャリア購入の必要性が全く無くなったことが上げられます。それに加え、iPhoneのリセールバリューの高さから、「旧機種を売却した上での1年ごとの買い替え」を行ってもキャリア購入によるメリットがそれほど大きいものではない…と判断するようになりました。
「2年縛り」ということもなく、毎年新しいiPhoneに触れることもできますし…。
さて、そうなると毎年新機種へのデータ移行を行うのですが、これまでですと、MacやiCloudにバックアップ…という作業が必要でしたので、ひと手間もふた手間もかかるという印象は拭えませんでした。
しかし…。
近年、iPhone同士の「クイックスタート」が可能となり、本当に楽になりました。
eSIM転送もコツさえ押さえれば…
先日の記事内でも、「Appleが大好きなんだよ」さんの説明動画を紹介しております。
詳細はこの動画に譲るとして、キャリア購入で、手元に旧iPhoneが残らない場合で無ければ、クイック転送がベストであるのは間違いないでしょう。
※最近のキャリアも、以前同様アクティベートだけしか行ってくれないのでしょうか?
ただ、唯一注意が必要なのが「SIM転送」だと言えるでしょう。
実際、私は昨年大失敗をやらかしてしまいました。
キャリアによっては、「物理SIM→eSIM」という転送もできるのですが、povoもOK。当時私のpovoSIMは物理SIM(楽天モバイルをeSIMで利用中/現在は解約)でしたので、
「このタイミングでpovoもeSIMに…」
と考えたわけです。
しかし、恐らくはどこかでミスを犯し、物理SIMのデータは無くなってしまったものの、それが新型iPhoneに転送されない…という大惨事が発生してしまったのです。
ここで教訓。
上記の動画内でもありますが、
「SIMの以降はデータ転送が全て終わってから行った方がいい」
ということです。
気もあせりますし、先に進みたくて自分のミスに築かないままに墓穴を掘ってしまうことにも繫がります。
今年の移行ではもちろん、SIM転送は最後にとっておきましたので、全く問題無くiPhone15 Proに送ることができました。昨年の悪夢がウソのようなスムーズさで…。
eSIM→eSIMは本当に楽です!
あっ、当然ですが、物理SIMを1回eSIMにしてしまうと逆戻りはできませんので、しっかりと考えてからの転送をお勧めします。
近い将来、米国のように「物理SIMが無くなる」という未来が来るでしょう。
物理SIMは、転送等の手間が全く要らない…というよさはありますが、そろそろeSIMに替えても問題が無い時代になってきていると実感します。
デュアルSIMにして自由にSIMを切り替えることもできますので、先取りしておいた方が後々よさそうな気も…。
※追伸
「iOS17」でクイックスタートを行うと、稀に文鎮化してしまう…という事例があったようです。
ただ、これは「iOS17.02」にアップデートすることで防げるようでして、私がクイック転送する際には、「17.02」へのアップデートが事前に要求されました。
これを無視せずに、アップデート後にクイックスタートをするようにしましょう!