軒並みの高評価「Noble Audio FALCON MAX」
以前お伝えした、AVIOT「TE-ZX1」のオーダー開始を待っていたのですが、それよりも前に気になる機種が発表されました。
それが「Noble Audio FALCON MAX」。
YouTubeでは、軒並みの高評価を受けています。
「今年一番かも…」
という声も複数の動画から聞こえますね。
あまりの高評価につられ、とりあえずポチってみることにしました。
ハイブリッドの繋がりと音場の広さが気になる
今回の「FALCON MAX」の構造上の特徴としては、低域「ダイナミックドライバー」、高域「MEMSドライバー」のハイブリッド構造になるということです。
この「MEMSドライバー」は「半導体の一種」であり、PCのチップのようなシリコンウェハー上で作成され、特別な組み立て工程を必要としない…ということです。この半導体である「MEMS」に直接電流を流して音を発生させるために、音が歪まないのだそうです。
YouTubeのどの動画でも、「音の解像感」「歪みのなさ」を絶賛するとともに、ダイナミックドライバーとの間の繋がりも非常に自然である…というレビューがされています。
この「音の繋がり」という…に関しては、3年前に同じくNOBLEの「FALCON PRO」をレビューした際に述べたように、ダイナミックドライバーとBAドライバーの音の繋がりに不自然さを感じ、ギブアップしていた…という苦い思い出があります。
この機種も解像度は非常に高かったのですが、音の不自然さには満足できなかった…ということです。
さらに、私の好みの中で重要視してるのは、「低音の艶やかさ」と「音場の広さ」です。これも先の「FALCON PRO」の弱点となっていた部分でしたが、この点についても大きな弱点として取り上げるレビュアーさんは見られませんでした。
本当に改善されていたら相当素晴らしい機種になりそうな予感です。
まあ、実際は聴いてみないと全く分からないのがイヤホンの世界。
特に「自分の好みに合致するか」については、お気に入りのメーカーであっても時々「アレッ?」となることがあるほど曖昧なものです。
まずは到着してから、その実力と傾向をためしてみたいと思います。