DynamicIslandのプロトタイプデザインがおもしろい!
iPhone14 Proで初採用された「DynamicIsland」。
当初は、ピンホールデザインに踏み切れなかったAppleの苦肉の策…とも見られていました。切り欠きの面積で見ればむしろ従来のノッチの方が狭いくらいでしたので、「ディスプレイのフラット化」という観点で考えると少々物足りないデザインのようにも感じます。
ただ…。
単純なパンチホールとしてではなく、周辺の領域を活用しながらリアルタイムで利用しているコンテンツの情報を映し出す…というアイデアで、「悪くはない…」という評価を得ているのではないでしょうか?
そんな中…。
現行のDynamicIslandのデザインに至る過程で考えられていた見採用デザインが公開されました。
なかなかにおもしろいです!
なんやかんやで、採用デザインが正解だったかな?
記事によると、
Dynamic Islandは2022年にiPhone14 Proシリーズでノッチの代わりに新たに導入された自撮りカメラ/Face IDの格納領域だが、ピル型でコンテンツに合わせて大きさが変わるというスタイルに定まる前に複数の実装オプションが検討されていたことが判明した
ということです。
今回公開された未採用デザインは以下の通り。
サイドから情報ウインドウを引っ張り出してくるタイプと、カメラセンサー部を上部にまとめ、その下部をフラットにするタイプ。
えっと、どちらもGalaxyで見たことのあるデザインですね…。
それにしても、左側の「ノッチ+別ウインドウ」はデザイン的にも全くダメでしょう。センスなさ過ぎです。二方向から画面を塞ぐという考え方そのものがボツですね。
また、右側もあまりにもありきたり…。だったらそのままノッチでいいわけで、将来的にFace IDカメラ・センサーや、インカメを画面内に埋め込みたいAppleとすれば、その過渡的段階にさえなり得ていません
ということで、やはり現行のDynamicIslandのデザインがこれらの中ではベターだったと感じます。
現在のFace IDが画面内に埋め込まれ、「ピンホール」になるのが2年後と噂されています。
ディスプレイ透過に関してはひとつの壁があるようですが、順調にその壁を乗り越えてくれることを願うばかりです。