OLED版iPad Proは11インチが品薄傾向?
M3搭載のMacBook Airが3月上旬というこれまでにない時期に発売されたことで、「OLED版iPad Proはどうなる?」とざわついたのですが、その後は梨のつぶて。
やはり、当初の噂通りに「3月末発表→4月上旬発売」という説が有力になりつつありますね。
3月も中旬になり、「いよいよか!」という時期になってきたのですが、ここに来て立ち上がりが心配になってくる情報が来ています。
OLED版iPad Proは11インチが品薄傾向?
争奪戦になり得るのか?
記事によると、
これまで正確なリーク情報を多数伝えてきたDSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、新型iPad Proの11インチモデル向け有機EL(OLED)をディスプレイの製造が遅れていると伝えている
ということです。
記事によると、
Samsung Displayが単独で製造している11インチOLEDディスプレイの製造が遅れている
というのです。
どうやら、11インチはSamsung、13インチはLGがOLEDを製造することになってるようで、このうち「LGは順調」なのに対し、Samsungが…となっているようですね。
個人的にはかなり意外です。
現在の「ディスプレイ製造」においては、「Samsungが絶対」というイメージが非常に強く、LGはSamsung独占の危険性を埋めるための「保険」的なサプライメーカーと考えていたからです。
OLEDに関しては、iPhoneX以降の実績を考えると今回のSamsungのつまずきは驚きですし、Samsungができないことをいとも簡単にやるLGの技術力にも感心しますね。
まあ、OLEDテレビの業界ではLGが非常に強みを発揮していますので、当然確かな技術力を持っていたことは間違いないでしょうが…。
ということは、LGは大画面OLEDのディスプレイ製造に強みがあり、Samsungはその逆…ということなのでしょうかね?
今回の記事では、Samsungのトラブル分をLGが肩代わりする可能性についても言及しています。果たして4月上旬とみられる発売に間に合うのか?
記事では、発売当初の11インチ品薄について懸念を示しています。
果たして争奪戦になるのか?
ただ、価格があまりにも高くなると、そもそも争奪戦になり得ない可能性があるかも…。まあ、初期ロットはさすがに売れるでしょうが、その後はどうなることやら。