iPad Pro、「4/16」「4/23」発表説登場!
3月下旬発表説を華麗にスルーした新型「iPad Pro/Air」。
ガーマン氏などは、「5月上旬説」を唱えていることもあり、下手をするともう1ヶ月も待ちぼうけになる可能性があります。
しかし、ここに来て、「4月中旬説」が湧き上がってきました。
まあ、正直どうでもいいという気もするのですが、単純な遅れよりも、その遅れの「原因」にも言及しておりましたので、共有したいと思います。
ディスプレイの歩留まりに、ソフトウエア開発の遅れ…
記事によると、
2019年以降の、この時期のAppleの新製品発表の歴史から鑑みると、新型iPad Proおよび新型iPad Airの発表日として次に期待されるのは4月16日で、4月23日もあり得るとMacworldが予想している
ということです。
はっきり言って、
「これまで5月に新製品を出していないから、今度も4月中に…」
という考え自体があまりにも乱暴です。
だって、「ディスプレイの歩留まりの悪さ」「ソフトウエア開発の遅れ」という原因について言及しており、想定外のことが発生していることは認識しているわけで、それなのにこれまでの慣例を盾にされても…という感じ。
緊急事態なのであれば、5月だってあり得るでしょう。
まあ今回は、サプライ品の出荷時期が「4/16」「4/23」近辺になっている…ということも根拠にしているようですので、一つの見方として捉える程度にしておきたいものです。
それよりも…。
前回の記事で紹介した「ディスプレイの歩留まりの悪さ」「ソフトウエア開発の遅れ」ということが今回の記事でも重ねて言及されていることの方が気になりますね。
「OLEDディスプレイの歩留まり」に関しては、遅れの原因がSamsungだということがまずもって衝撃的です。
これまでのiPhoneでもそうでしたが、AppleがSamsungのディスプレイ技術に絶大なる信頼を置いていることは明らかですし、スマホ業界ではライバルでもありながら、ディスプレイ供給においては持ちつ持たれつという関係になっているところが興味深くもありました。
しかし、そのSamsungがトラブルの基だというのです。
そして、その穴埋めをしているのが「LG」ということで、何かこれまでのSamsungとしLGの立場が逆転してしまっている印象を受けます。
今後、iPhoneSE4のOLEDはBOEが受注を受けそう…という情報もありましたし、もしかするとSamsungの業界内での立場に変化があるかもしれませんね。
さらに、「ソフトウエア開発の遅れ」も心配ですね。
最近は、macOSにおいて目玉の機能が10月の新OS登場時に間に合わない…ということが頻発していますし、ピリッとしない状況が続いている感じ…。
ハードとソフトの双方を供給する企業としてここまで飛躍したAppleですので、ユーザーに不信感を抱かせるようなことがこれ以上無いようにしてもらいたいものです。