iPad Proが「M4搭載」の衝撃!
予想通り、iPad Pro/Air/Apple Pencil Proが発表されました。
概要からすると全て「想定内」といった感じで、特段驚くべきことは無かった…というのが感想です。
iPad Proの価格は当初の、
「13インチモデルでは安いモデルでも25万円超え?」
というところまでは生きませんでしたが、それでも「20万円超え」…。明らかに一般のユーザーが手を出せるモデルではなくなってしまった感が非常に強いです。
そんな中での唯一とも言える「衝撃」は、iPad Proに「M4」が搭載されたことです。
これまで本ブログでは、
「M4ではなくM3で来るだろう…」
と予想してきましたので、この点に関してはただただ驚きです。
歴史が動いた…と感じました。
正に「何でもあり」、Appleの歴史が動いた!
その驚きの要因としては、
「AppleSiliconはiPhoneから始まる…」
というこれまでの暗黙のルールが覆ったということです。
これまでは、iPhoneに搭載された「Aチップ」をベースとしてMac用のMチップが製造され、それをiPadに採用する…という具合に、iPadの優先度は最も低いものでした。
MacでさえiPhoneを追い越したことは無かったわけで、今回の「iPad最優先」がどれだけこれまでと違う出来事であるかが分かるはずです。
私にとっては、Appleのテーマであった「何でもあり」とは正にこのことなのでは?…と考えたくなるほどです。
早速「M4」のMLスコアのベンチマークスコアも出ていますね。
まあ、順当な進化…というところでしょう。今後様々なデータがどんどん出てくるでしょうが、恐らくはこれまでのMチップと同等の向上ぶりを示すことになるのではないでしょうか?
さて、こうなると、今後のApple Siliconの動向が全く読めなくなってきました。
まあ、9月にはM4と同等のシステムで「A18Pro/18」が出るのでしょうが、Macに関してはどうでしょう?
少なくても、現状でM4を世に送り出しているということは、Mac用の「M4 Pro/Max」だって製造は可能になっていることでしょう。
これまでも、
「M4チップ搭載のMacは2024年末〜2025年初旬に登場」
とされてきました。
これでも今までの慣習よりも早いタイミングとなりますが、いよいよ現実味を帯びてきたようにも感じます。
そうなると、「M4 Ultra/Extreme」搭載が噂されるMac Studio/Mac Proの発売も、思いの他早い段階で訪れるのかもしれません。
今回の「何でもあり」…。
今後も、最新チップをどのタイミングで出すのか分からない…ということになってくるのか、それとも今回だけの切り札となるのか?
もし「今後も何でもあり」だとすれば、Appleデバイスの発売予想が非常に難しくなることは間違いないでしょう。