カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

なんと、いきなりM3搭載MacBook Airが登場!〜今週動きありの噂はホントだった〜

今週中に何かしらのAppleデバイスが発表される?

 以下の記事は、昨日遅くにM3搭載MacBook Airが発表になる前に書いた記事です。

 あまりに急なこと故、記事の訂正が間に合わず、このまま投稿させていただきますことをお許しください。

 こうなるとiPad Proのみ3月後半という動きもありそうですね!

 

 

 

 3月に入り、Appleの新製品が登場するのかが気がかりな時期になってきました。 

 本ブログでも再三お伝えしてきましたとおり、「3月下旬」に新型iPad Pro、M3搭載MacBook Air等が登場するのでは?…ということが噂されています。

 この「3月下旬」という時期に関しては、これまで否定する意見等が出ていなかったため、「当確か?」と考えられていたのですが、ここに来て驚きの情報が入ってきました。

 なんと、今週中にも新製品が発表される?

 

これまでのAppleを考えると早すぎる気も…

 記事によると、

複数の海外メディアが、Appleは今週中にメディア向け説明会を開催、Apple Storeの店内装飾の変更を行う可能性があると伝えている。Appleは新型iPad Proと関連アクセサリー、新型iPad Air、M3搭載MacBook Air、iPhone15とApple Watchバンドを含むアクセサリーの春の新色をプレスリリースで発表するとの噂がある

ということです。

 

 まずもって、MacRumorが「今週中の新製品発表」という情報を流し、これを受けてそれまで3月下旬説を唱えていたガーマン氏も「Apple Storeの店内装飾の変更を行う可能性」に言及しています。

 もしこれらの情報が連動しているのであれば、

「今週中に新製品発表→アクセサリ類がすぐに発売→ハードは今週中に予約開始→来週発売」

という流れがあり得るということになります。

 

 「アクセサリ類」ということであれば、例年Appleはこの時期にiPhoneやApple Watchバンド等の新色を追加発売することが多くなっていますので納得できます。
 問題は、これに加えて新型ハードデバイスやそれに伴うアクセサリ類の先行販売があるかどうか…ということになりますね。

 

 新型デバイスの発売時期に関して、どうでしょうね?

 これまでの例を見ると、「3月中旬以降」の新製品発表が殆どです。やはり今週の発表となると異例の事態となりそう…。

 ただ、現状特にiPadの売上げは非常に悪化しているのは明らかです。
 昨年に新機種が1機種も発表されなかったというのが痛いです。Appleからすると、少しでも早く「iPad Pro/Air + Apple Pencil3」を世に問いたいと考えているのは間違いないでしょう。

 

 さて、これまでの慣習をぶち破ってまで、早めの戦略に出るのか?

 それとも、さすがに今回の新製品情報は早すぎで、3月中旬以降の発表となるのか?

 

 目が離せない事態になってきました。

Qualcomm「Snapdragon X Elite」のベンチマークスコアが流出〜「M2 Pro未満」の性能か?〜

Qualcomm「Snapdragon X Elite」のベンチマークスコアが流出

 以前に、「Apple Silicon」対抗となるQualcommチップである「Snapdragon X Elite」の登場についてお伝えしました。 

 

 TSMCの3nmプロセスチップがいよいよ2024年には他メーカーにも供給される…という現状ではありますが、この「Snapdragon X Elite」はどうやら「4nmプロセス」で製造されるQualcomm独自のチップのようですね。

 Qualcommとしては、当然ながらAppleの「Mチップ」との性能差を意識しながら市場投入していくことになるかとは思いますが、いよいよそのベンチマークが流出しました。

 さて、その性能やいかに?

 

「M2 Pro未満」の性能か?

 記事によると、

Windows Latestによると、Qualcommの最新SoC「Snapdragon X Elite」のものとみられるGeekbenchのベンチマークデータが明らかになった

「Snapdragon X Elite」は昨年10月に正式発表された最新のSoCで、Windows/Chromebook向けのSoCとなっており、CPUには自社設計で12コアのOryon CPUが搭載され、最大3.8GHzで動作し、2コアのみ最大4.3GHzまでブーストする

ということです。

 

 早速、そのデータを…。

 

 見ての通り、「M2以上M2 Pro未満」というところでしょう。
 4nmプロセスのチップなので、世代的にはM2シリーズと比較するのがいいかもしれませんね。
 M3比だと特にシングルの差が大きくなってしまいますので…。

 

 まあしかし、それなりに高性能のチップではあります。当然、実際にPCに搭載して駆動した際の性能の出方や、その際の消費電力等、Apple Siliconとガチバトルさせたい分野もありますが、今回のデータだけを考えると、Apple Siliconもうかうかしてはいられない…という感覚にもなりますね。

 

 また、非常に気になるのは、

「Snapdragon X Elite」はTDP(熱設計電力)が可変になっていてOEMメーカーが自由にTDPを設定でき、TDPによって全く性能が異なってくる

という部分。

 つまり、ある程度省電力性を犠牲にするのならば、今回のデータを超える性能を発揮させることもできる?…という部分に含みをもたせているのです。

 

 だとすれば…。
 Snapdragon X EliteがMチップと同様「3nmプロセス」になり、TDP(熱設計電力)を最大値に設定したとすると、「M3 Pro/Max」を超えるチップになり得る…ということなのでしょうか?

 例えばMac Studioのようなデスクトップ機をWindows機でつくる場合、省電力性では劣るものの、性能ではMac Studioを超えるようなPCを生み出すことが可能?

 

 SoCチップに関しては、現在のところはAppleに部があるように思えますが、今後はこれまでの「Intel」「AMD」とは異なるメーカーがAppleのライバルとして登場してくることは明白ですね。当然上記の2社も指を咥えて眺めてばかりでは無いでしょうし…。

 

 他メーカーが頑張ってくれれば、それだけApple Siliconの性能も向上するというものです。
 今後の展開に大いに期待しましょう。

待ったなし! Appleの自社生成AI「Ask」は使えるのか?〜画像、動画… 生成AIにAppleは対応できるか?〜

待ったなし! Appleの自社生成AI「Ask」は使えるのか?

 以前に「Apple GPT対応Siri」に関してお伝えしました。

 

 先日Googleは「Gemini」の発表を行い、本格的に次世代に向けて始動しています。

 詳しくはありませんが、チャットボックスと生成AIを複合させた総合的なサービスとなっており、有料プランもしっかり準備するという念の入れようです。 

 

 前回の記事でも書きましたが、これまでの経緯を考えると、どうしてもこの類いのAppleの技術力はGoogleには届かない…と感じてしまいます。
 SiriとGoogle先生だったら、その信頼度はやはりGoogle先生かと…。

 また、Google PixelがAI技術に特化した多様な機能を取り入れているのに対し、iPhoneは、
「性能は高いものの、自由にできる楽しげな機能が少ない…」
と感じてしまいます。

 

 そんな中…。

 少しずつAppleの生成AIの姿が見えてきました。


画像、動画… 生成AIにAppleは対応できるか?

 記事によると、

Appleは、AppleCareのサポートアドバイザー向けに自社開発の生成AIツール「Ask」を試用している、と伝えられています。このAIはOpenAIのChatGPTのようにフォローアップ質問をすることができるそう

ということです。

 

 まあこの「Ask」の使い方は至ってシンプルで、「顧客から受けた技術的な質問に対して回答を自動的に生成できる」という限定的な用途での利用となっており、これがそのままAppleの未来…というわけではなさそうです。

 ただ、実際の仕事の中で独自の技術で開発したチャットGPT的な要素を取り入れているということは、Appleの本気度がうかがえますね。

 

 今年度発表される「iOS18」の目玉は、この生成AIだと言われいます。
 記事中では、

「Apple GPT」や、Xcodeへのコード生成AI機能の実装、「Pages」「Keynote」「Numbers」でのAI機能の追加

などが期待されるとしてます。

 

 ただ世界的に見れば、チャットボックス的な内容以上に、Adobeのような「生成」に関する期待が大きいのではないでしょうか?

 

 キーワードを打ち込むだけで、「画像生成」「動画生成」までしてくれるサービスが出始めている中で、Appleの生成AIはどこに向かおうとするのか?

 総合的なサービスにおいて、果たしてGoogleの「Gemini」に打ち勝つ可能性はあるのか?

 

 Siriのことを考えると、どうも楽観的にはなり切れないと感じるのは私だけでしょうか?

 スマホにしてもPCにしても、これまでの「性能一辺倒」ではいずれ壁にぶち当たるように思えてきます。
 どうする、Apple?

AppleデバイスのOLED化スケジュールは?〜iPad→Mac 折りたたみやタッチ機能も?〜

AppleデバイスのOLED化スケジュールは?

 Appleの2024年前半の大きな目玉は、当然ながら「Apple Vision Pro」だったでしょう。

 そのApple Vision Proが登場した今、次の期待は「OLED」ということになります。

 

 この3月にも「OLED版iPad Pro」の登場イベントが開催されるのでは?…という噂が根強いです。

 恐らく今後は、LCDやminiLEDがOLEDへと変更されているのでしょうが、この度「OLED化スケジュール」に関する記事が来ています。

 まあ、じっくり、ゆっくり…という感じでしょうか?

 

iPad→Mac 折りたたみやタッチ機能も?

 記事によると、

先陣を切って来月発表されると噂の新型iPad Proに続き、iPad miniとiPad Air、MacBook ProとMacBook Airに有機EL(OLED)ディスプレイが搭載される時期を市場調査会社が伝えている。報告では、新型iPad Proに続くのはiPad AirとMacBook Proで、OLEDディスプレイ搭載時期は2026年、iPad miniやMacBook Airは2027年に搭載される見通し

ということです。

 

 この報告をまとめてみると…

 

〇2024春・・・iPad Pro

〇2026年・・・iPad Air(高リフレッシュレート非対応?)

      ・・・14/16インチMacBook Pro
        →2段スタック型ハイブリッドOLEDディスプレイでタッチ操作が可能?  

〇2027年・・・折りたたみ型iPad? 折りたたみMacBook?

      ・・・13/15インチMacBook Air?(1段スタックでスペックダウン?)

 

 以上、最近のAppleテバイスは、予定が後ろ倒しになっていく傾向が非常に強いですので、大まかな参考程度として受けてっておくのが吉かと…。

 

 また、MicroLEDの立ち後れにもあるように、こと「ディスプレイ」という分野は、我々が塑像している以上に闇が深い分野のようで、今回の予想がそのまま実現するかどうかさえ怪しいものとして捉えておいてもいいかと…。

 

 最近では、AppleがiPhoneの折りたたみ計画を諦めた…という情報もありました。

 ディスプレイの話題に関しては、気長に見守る…という気分で望むのがいいでしょうね。

今後のApple製チップは「Neural Engine」の性能向上がメインとなる?〜A18、M4ではAI重視に?〜

今後のApple製チップは「Neural Engine」の性能向上がメインとなる?

 3nmプロセスで製造されたA17 Pro・M3チップは2023年においてはAppleに独占的に供給され、AppleもM3 Pro/MaxをM3と同時に登場させるなど力を入れていました。
 売上的には微妙なようですが…。まあ、性能の違いがそれほど感じられないので当然かとは思います。

 今年度のA18 Proは同じ3nmプロセスでも「N3E」で製造される…という噂がありますし、次世代2nmプロセスチップのロードマップも紹介されていました。

 ただ、3nmチップの性能が、ユーザーが期待していたほどでは無かった…ということもあり、今後のチップ更新にどれほどの夢を見ればいいのか?…という懸念もあります。

 

 そんな中…。 
 もしかすると今後のチップはこれまでと異なる方向性に進化するのでは?…という記事が来ています。その主役は「Neural Engine」

 

A18、M4ではAI重視に?

 記事によると、

Appleは今後発表する新しいAppleシリコンにおいて搭載するNeural Engineの数を増やし、人工知能(AI)面での性能を大幅に強化する見込みであることが明らかになった。この改良は、iPhone16シリーズ用A18シリーズとMac用M4シリーズから行われる見通し

ということです。

 

 Google Pixelの売り方も、いたずらに性能をアピールするのではなく、とにかくお得意の「AIで何ができるのか?」のみを訴えていますよね。そして、絶対性能は高いはずのiPhoneができないことをいとも簡単にやってしまう…という姿には驚きを感じてしまうというのが事実です。

 「こんなことができたら便利…」「こんなことができたらおもしろい…」ということをやっているのがGoogleなんですよね…。

 

 また、「M3 Pro/Max」と「M2 Pro/Max」とを比較して、当然ベンチマークではダントツにM3系が強いものの、実際の使用感としては、動画の書き出しにしてもそれほどの差が生じない…というレビューが多くありました。

 つまり、非常に高度な作業を除けば、「動画編集」という一般ユーザーがヘビーに使用する状況においても、すでに差別化が難しくなっているのではないのでしょうか?

 

 だとすれば…。
 今回の説のように、
「今後の勝負どころは単純なチップ性能ではなく、AI技術になるのでは?」
という考え方は筋が通っているように感じます。

 

 さて、Appleはこの流れに沿うことができるのでしょうか?

 それともGoogleがAppleを捲るような未来が待っているのでしょうか?

ガーマン氏も太鼓判? やはりiPad Pro/Air、MacBook Airが3月末に来る?

ガーマン氏も太鼓判? やはりiPad Pro/Air、MacBook Airが3月末に来る?

 以前から噂になっている「3月新型iPad Pro登場説」

 3月後半という具体的な日にちも出ていることを以前ご紹介しました。

 

 その後はこの考え方がデフォルトにでもなっているかのような無風状態が続いてきました。

 そして、ついにあの方から3月説を後押しする情報が来ています。
 ガーマン氏も「3月説」を肯定! 

 

iPad ProとMacBook Airはすでに生産開始

 記事によると、

新型iPad Proと新型iPad Air、M3搭載MacBook Airは3月末に発表されるとの予想を、Bloombergのマーク・ガーマン記者が有料ニュースレターで伝えている

ということです。

 

 ガーマン氏の情報によると、3月に登場予定なのは、

〇M3・OLED搭載iPad Pro13/11インチ
〇M2搭載 iPad Air12.9/10.9インチ
〇M3搭載 MacBook Air13/15インチ

ということになりますね。

 

 まあ、これまでの情報をトレースしているだけではありますが、結構なボリュームの新デバイスが登場することになりそうです。

 また、一部噂に上っていた「Mac mini」はなさそうですね…。

 

 また、これはiPad Proに付随する周辺機器ではありますが、「Apple Pencil 3」も結構重要なデバイスになりそう。これに加えて当然iPad用新キーボードも登場するでしょうから、こちらも楽しみです。

 

 さて、記事では、「iPad Pro」「MacBook Air13インチ」はすでに生産が開始しているとのこと…。MacBook Airに関しては、当然15インチよりも13インチが売れ線となるわけで、理解できますが、iPadではやはり新技術OLEDの出来映えを確かめる意味でもiPad Proから製造しているのでしょうか?

 恐らくはProよりもAirの方が売れるであろうiPadですが、iPad Airに関しては現行iPad Pro/Airの技術を流用できるために急がなくてもいいのか?

 

 いずれにせよ、今回ガーマン氏までも「3月発表説」を肯定したことで、いよいよ、
「3月29日(金)予約受付開始、4月5日(金)発売」
という日程の信憑性が上がってくることになりました。

カーソル移動でウインドウがアクティブになるMacアプリ「AutoRaise」が超便利!〜皆さんで共有しましょう〜

カーソル移動でウインドウがアクティブになるMacアプリ「AutoRaise」が超便利!

 Macを使用していると、その操作的な面での素晴らしさ故、「Windowsには戻れない…」と感じる方が多いでしょう。血が通っているというか、有機的なんですよね。対してWindowsは機械を操作している感が抜けません。

 Windowsの優れている点も理解しながら、この操作感を捨てる気にはらない…というMacユーザーは非常に多いのでは?

 

 そんな優れたインターフェイスを持つmacOSですが、当然もっと改善してほしい…という点は多々あります。

 そんな中…。
 この度、YouTube「monograph」の掘口さんが、実にかゆいところに手が届くアプリを紹介していました。

 私も即導入させていただきました。
 カーソル移動でウインドウがアクティブになるMacアプリ「AutoRaise」です。

 

カスタマイズ性も「分かっている」!

 この「AutoRaise」は、デスクトップ上に複数ウインドウが開かれている際、カーソルを移動させるだけでカーソル上のアプリがアクティブになる…という画期的なアプリになります。

 

 デフォルトでは、いくらカーソルを移動しても、一旦クリックしないとアクティブにならず、デスクトップ上に多くのウインドウを開いている場合は作業の流れがストップしてしまうことがままありました。

 

 非常に便利なアプリなのですが、これを更に補完するのがカスタマイズ性です。

 というのは、デフォルトでは、カーソルを移動したウインドウが最上面に浮き上がってアクティブになるのですが、これが作業の邪魔になることがあるのです。
 特に、ウインドウを重ねて画像加工をしている場合、カーソルをちょっと移動すると別ウインドウが最上面に来て、肝心の画像のウインドウが隠れてしまうことになります。こんなときには、結局もう一回画像のウインドウをクリックし直さなければならないわけです。

 しかし、本アプリには、以下の画面のように、この部分をカスタマイズする機能が2つあります。

 

 まずは上の囲みの「Window focus disabled」。
 ここを左側に寄せて向こうにすると、先ほどの「アクティブになったウインドウが最上面にせり上がる」という機能がストップします。それでいてカーソルを乗せたウインドウがアクティブになっていることは変わりませんので、自分の意思で最上面に置きたいウインドウを選択することができるのです。

 さらに、その下の囲みでは、任意のキーを押すことで、「AutoRaise」アプリの機能を一時的に無効にすることができます。ひと手間はかかりますが、アプリの機能を完全にコントロールすることができるわけです。

 

 私もすぐにインストールしてみたのですが、私の使い方では「Window focus disabled」をオフにして使うのが最も効率よく、そして気持ちよく使えそうです。

 

 当然無料のアプリですので、掘口さんの動画を参考に、以下の場所からダウンロードして見てください。

https://github.com/sbmpost/AutoRaise?tab=readme-ov-file

iPhone17 Pro搭載「A19 Pro」/Mac「M5」はTSMCの2nmプロセスを独占する?〜2023年同様の戦略か…〜

iPhone17 Pro搭載「A19 Pro」/Mac「M5」はTSMCの2nmプロセスを独占する?

 先日、「TSMCの2nmプロセスチップ開発は順調」という記事をご紹介しました。

 

 3nmへの移行は結構手間取りましたので、「本当か?」という疑念も湧いてきます。

 ただ、この「Apple + TSMC」というタッグが機能するのであれば、Appleの優位性が保たれることに繫がるのは明らか。そして、このタッグが成立するためには、TSMCが世界に先立って先進技術を順調に形にすることが重要となってきます。

 

 そんな中…。
 2025年、2023年に行われたような戦略が繰り返されることになるのでは?…という記事が来ています。

 またまたAppleが独占するのか?

 

2025年はApple独占?

 記事によると、

2025年に半導体の量産を開始するTSMCの2nmプロセス「N2」で最初に製造される製品は、Appleシリコンになるようだ

ということです。

 

 2023年、世界で初めて実機搭載されることになった3nmプロセスルールのチップは、Appleの「iPhone15 Proシリーズ」「Mac M3チップ」のみであり、他メーカーの利用は2024年まで待たなくてはなりませんでした。

 当然この間のチップ性能という面ではAppleが恩恵を受けるわけで、明らかに戦略的にAppleとTSMCがタッグを組んでいることになります。

 

 今回の記事では、この「タッグ」が、次世代2nmプロセスルールのチップにおいても適応される…というのです。
 これまでも両者の蜜月ぶりを散々見せつけられて来たわけですが、今回のような「特例」が一度きりでなく、今後も…ということに驚きを感じます。

 

 となると、2025年秋には、「A19 Pro」「M5/M5 Pro・Max」が登場するのか?
 ただ、Mチップに関してはこの間に「M4」が挟まるわけで、非常にタイトなチップのアップデートになるのが気になります。
 2026年にずらしてしまっては他メーカーとの競合も考えなくてはならなくなるため、無理をしてでも2023年同様に新型Macを投入することになるのでしょうか?

 以前は、「Mチップは18ヶ月ごとの更新」という考え方だったようですが、果たしてどうなるでしょう?

 

 また、2nmプロセスを利用することによる性能アップに関しても予想されています。

 

 ただ、これを見ると、それほど大げさな性能アップにはならない…と見るのがいいでしょう。
 この度のA17 Pro/M3チップにしても、我々が期待したほどではなく肩透かし感もありました。省電力性に関しては裏切られた感もありましたし…。

 

 チップの世代に踊らされないようにしないと…と考えたのは、恐らく私だけではないはずです。

2024年、Macのロードマップは激震無し?〜現状維持で面白みが…〜

2024年、Macのロードマップは激震無し?

 年明け早々、2024年のApple新デバイスについて予想しました。

 

 最大の話題は、米国にて先日予約が開始された「Apple Vision Pro」でしょう。
 Appleが全くの新機軸のデバイスを発表するのは久しぶり。ただでさえ非常にニッチな分野ですし、価格も高額。初代機ということで取り回しやバッテリー持ちも最悪なのはわかりきっています。

 問題は、それを乗り越えるだけの魅力をユーザー側が感じ取ることができるか…という一点。ここをクリアすることができれば、今後のバージョンアップで価格が下がり、使い勝手が向上することで、徐々に一般ユーザーに浸透してくることも考えられます。

 ただし、最初の印象が悪ければ…。
 Appleの企業イメーシにも傷が付くでしょうし、収支的にも悪影響を与えることは必至。Appleとすれば絶対に失敗できないデバイスです。

 

 その後の3月にはiPad Proの発表が待っているようです。以前から話題になっていた「OLED」搭載のiPad Pro。こちらも「価格」が最大のネックです。

 Appleが高級志向だということは分かっていますで、果たして最近の青天井具合がどの程度許容されるのか?…ということについての一つの答えが出そうです。

 

 そんな中、「iPhone」「Mac」に関しては代わり映えない…というか、少々刺激の足りないモデルチェンジとなりそうです。

 

現状維持で面白みが…

 今回出てきた記事で、今後のMacのロードマップを解説しているのですが、内容は以前から殆ど変わっておらず、「無風」です。

 整理すると、

3月→M3MacBook Air? M3/M3 ProのMac miniもあるのでは?

6月→「M3 Max/Ultra」搭載Mac Studio、Mac Pro 「M3 Extreme」が問題

ということです。

 

 気になるところも従来通りで、

「3月のメインはiPad Proだが、同時にMacBook AirやMac miniも登場するのか?」
「Mac Studio/Mac Proの登場は6月か、年末か?」
「Mac Proに"M3 Extreme"の搭載はあるのか?」

ということになっています。

 

 Mac Studio/Mac Proに関しては、以前は年末という考え方が支配的でしたが、最近はWWDCの6月付近…という説も強くなってます。

 以前の記事にも書いたように、私は「6月説」ですが、実際はどうなるでしょう?

 

 こうしてみると、2024年のMacの売れ行きが心配です。

 売れ行き不振で、「M3 Pro/Max」の投入を昨年に繰り上げた…と言われている中、その分、2024年のパワー不足を感じます。

 6月に「M3 Ultra」、年末には「M3 Extreme」を投入するくらいの話題性がないと、いよいよMacがじり貧になっていくような気さえします。

 

 M1が登場した際の衝撃を与えるのは、今後なかなか難しくなるでしょうし、このままMチップの価格の高止まり感が続くようであれば、販売台数が増えることも厳しいのでは?

 iPhoneにしても現状維持が精一杯のように感じますので、さすがのAppleも天井が見えてきた…と感じる1年になるのかもしれませんね。

iPad Proの発表日情報現る!〜3/27発表、4/5発売か?〜

iPad Proの発表日情報現る!

 「今年はiPadの年!」ということで、この3月にもOLED搭載のiPad Proが登場するのではないか?…という説が有力です。

 先日には、その具体的な価格情報をお届けしました。

 

 従来のminiLED搭載iPad Proよりも「10万円」ほど高くなるのでは…という情報であり、予想はしていたものの、絶望を感じる情報ですね。

 そして…。
 今度は具体的な発表日、発売日に関する情報が来ています。やはり3月発表か?

 

3/27発表、4/5発売か?

 記事によると、

新型iPad ProがこれまでのApple製品のように、新製品発表イベントで披露されてからその週の金曜日に予約受付を開始し、翌週金曜日に発売されるとすれば、発売日が2024年4月としては最初の金曜日となる4月5日になる可能性がある

ということです。

 これまでも、13インチディスプレイは「LG」、11インチを「LG」「Samsung」と分担するという報道はありましたが、「量産はすでに順調に進んでいる…」と言われてきました。

 ところが、今回の記事では、
新型iPad Pro向け13インチOLEDディスプレイの量産は既に開始されているが、11インチOLEDディスプレイの量産は今週から始まる見通し
とされています。

 

 本当であれば、正直若干遅れ気味…という感じです。
 先日も、
「iPadのイベントは4月なのでは?」
という記事もありました。

 今回の記事は、ギリギリ「3月発表」を実現できる…という見込みによるものですね。

 

 具体的な予想は以下のように考えられています。

 

 果たして、Appleが「3月」にこだわりを見せるのか?

 それとも無理をせず4月でよし…とするのか?

 

 以前にはiPadが4月に登場したこともありますので、どちらもありかと…。

 まあ、はっきり言って「登場時期」よりも「値段」しか気にならなくなってきました…。とにかくiPad Proに関しては、この価格をどれだけのユーザーが許容するのか?…というところに尽きると考えます。

 

新型Mac Proが見えてこないのは「Extreme」があるからこそ?〜それともMac Pro消滅?〜

新型Mac Proが見えてこないのは「Extreme」があるからこそ?

 先日、

「6月のWWDCでM3 Ultra搭載Mac Studioの登場があるかも…」

という記事をご紹介しました。

 

 これまでの「M3 Ultra 年末登場説」を大きく覆す新説ですが、本ブログでは以前から「M3 Pro/Maxの登場時期から考えた、WWDCの前後でM3 Ultra/Max搭載のMac Studioを投入することの重要性」について説いてきました。

 結果として新型Mac Studioの登場がいつになるのかは分かりませんが、デスクトップ型Macのユーザー本位で考えるならば、12月では遅すぎるのは明らかだと考えます。

 

 そんな中、1つ気になるのは、先日の記事の中に「新型Mac Pro」に対する言及がなかったことです。それどころか、
「6月のWWDCの時期に発表されるのは"M3 Ultra搭載のMac Studioのみ"」
というような言い方だったんですよね。

 これに関して、頓挫したとも言われている「Extreme」の存在を匂わすような記事が来ています。年末に登場するのは「M3 Extreme搭載の新型Mac Pro」になる?

 

それともMac Pro消滅?

 そもそも「Extremeチップ」は、元来2023年6月にM2 Ultraと同時期に「M2 Extreme」として投入されると噂されていました。このチップを生かすためにも、Mac Proの巨大な筐体が生かされる…と考えられていたわけです。

 しかし、実際に登場したMac Proには「M2 Ultra」しか搭載されず…。
 しかも、期待された拡張性も殆どなく、単純にでくの坊のような巨大な筐体にM2 Ultraが搭載されただけで、
「だったらMac Studioでよくない?」
と誰しもが考えてしまいました。

 恐らくは…。
 現行Mac Proは殆ど売れていないのではないでしょうか?
 全くメリットがありませんので…。

 

 やはり、あれほどの巨大な筐体を生かすためには、Ultraチップを2個連結させるという「Extremeチップ」の搭載が不可欠です。
 単純に考えても「Maxチップ×4」ということで、発熱も大きいでしょうし、冷却ファンもMac Studio以上のものが要求されるでしょうから。

 また、できることであればApple Siliconの壁を突き抜けて、外部GPU等の搭載を可能にするなど、拡張性の幅を一気に広げるような存在になってもらわないと困ります。できれば他社製GPUを利用できるようになることが最良ですが、できないのであればApple純正のGPUとか…。これについてはかなり以前から可能性について言及されてきました。
 ただ、最近の「Apple純正もの」に関してはあまり期待できるような状況にはないかもしれませんが…。

 

 もし…。
 Mac Studioは6月の登場するが、Mac Proは「M3 Extreme」を搭載して12月にやってくる…なんていうシナリオが用意されているのであれば、最近までの主流であった「Mac Studio/Mac Pro年末説」の根拠と繫がってくると言えます。

 WWDCで「M3 Ultra搭載Mac Studio」のみを発売し、「M3 Extreme搭載Mac Pro」は「発表」のみに押さえ、年末発売を予告する…。ついでに新型Pro Display XDRも同時に発売することを予告することになれば、これ正に2019年に「IntelMac Proを発表→発売」した時と全く同じ流れになりますね…。

 

 ただ、今回紹介した記事で言う、
「現行の「N3」ではなく改良型3nmプロセスである「N3E」で製造することになれば、ダイサイズの縮小と消費電力低減が可能と予想される」
という考え方は疑問です。

 そもそもM2 Extremeが頓挫した理由が「発熱を抑えられなかった」ことだとされています。そして、A17 Proで生じた発熱問題を考えると、3nmプロセスにとって「熱問題」は足かせになりそうな予感です。

 「N3E」になったからといって発熱が抑えられる…というのはちょっと甘いような…。

 そうなると、「M3 Extreme」そのものも怪しくなるでしょうし、当然Mac Proの存続すら怪しくなるのでは?

スポンサーリンク