カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

降って湧いた「12インチMac Book復活説」の信憑性は?〜1インチ刻みのMacは勝算あり?〜

12インチMac Bookが復活する?

 先日は、
「15インチMacBook Airが4月にも登場するのでは?」
という情報をお届けしました。

 新型Mac ProやMac Studioも同時期に登場となると、正に「Mac祭り」となりそうな2023年の前半です。 

 

 そんな中…。
 これまで復活の要望が絶えなかった「12インチMacBook」復活の話題が突然やってきています。

 あり得る?

 

Macが「1インチ刻み」で用意される?

 記事によると、

iPhone14シリーズの6.7インチモデルの名称がiPhone14 Plusであることを事前に的中させたyeux1122氏が、Appleは台湾のサプライヤーを通じて12インチMacBook向け部品の調達と製造の準備を進めており、下半期(7月〜12月)には量産に移行するかどうかが決まると投稿した

ということです。

 

 まだ生産が決定しているわけではなく、「案」の段階ということ…。

 量産されるとしても今年の下半期ということで、完全に「M3チップ」の搭載を念頭に入れたモデルのようです。

 

 M3は3nmプロセスルールで製造されると言われており、バッテリー効率もM2世代以上に良好であることが予想されますので、軽量コンパクトをウリにするためにバッテリー容量をふんだんに搭載できないMacBookのような機種には最適なチップになりそうですね。

 最近はどうしても「大画面化」の方向へ進みがちなMacですが、コンパクトな筐体のMacを望む声はいつの世にもついて回ります。
 「11インチAir」「12インチMacBook」と、Apple側もその要望に応えるような形でコンパクトなMacを用意してきたわけですが、最近は13インチ超のAirが最小の筐体となっていますね。

 

 さて、もし12インチのMacBookが復活したとすると…。

「12インチMacBook→13インチAir/Pro→14インチPro→15インチAir→16インチPro」

と、なんと12インチから16インチまでの間で、1インチ刻みのディスプレイサイズが用意されることになります。

 

 果たしてこれはありうるのか?

 

機種のばらまき感が…

 前述の15インチAirの記事でも書きましたが、最近のAppleは「不人気のモデルに注力することはせず、開発中止もやむなし」というスタンスを取ろうとしているように見受けられます。

 ただ、Macに関しては機種のばらまき感が半端ありませんね。
 この機種構成にして売上向上に繫がるとAppleは考えているのでしょうか?

 

 個人的には「13インチAir」「14インチPro」「16インチPro」が王道だと思いますし、12インチMacBookと15インチAirは正直他のサイズ違いでも代用が可能だと考えます。

 また、事態はディスプレイのサイズだけではなく、搭載されるチップの能力によっても考え方が変わってくるという微妙な問題をはらんでいます。

 

「12インチ、15インチともに、人知れずディスコンの道に迷い込まなければいいが…」
と、未だ発表さえされていないモデルに対し、否定的に考えてしまいがちな私です。

Macの「ログイン項目追加」をエンドレスで報告してくる"あいつ"を退治する方法〜Automatorを初めて使いました〜

Macで「ログイン項目追加」をエンドレスで報告してくる"あいつ"

 Macを利用していると、起動と同時に立ち上げたいアプリを選択することになります。

 大抵は、「環境設定→一般→ログイン項目」で立ち上げたいアプリの取捨選択を行い、再起動すると選択したアプリがバックグラウンドで立ち上がることになります。

 

 しかし、何には突然、「ログイン項目の追加」がインフォメーションセンターから通知され、そしてそれが永遠に続く(時に突然止んだりもしますが)アプリがあるのです。

 画面の右上に毎回の起動時に出てくるこれです。

 

 え〜っと、別に新規に登録しておりませんが?
 報告は1回切りでいいのですが?

 この通知が、「突然現れ」「幾度となく続く」のです。

 

 突然通知がなくなることもあるのでこれまではだましだまし来ましたが、最近になって再登場しましたので、いい加減根本的に解決したいと考えていたところ、素晴らしい記事を見付けました。

 もし私と同様にうざったい気持ちになっている方がいらっしゃれば、すっきりと解決できますよ!

 

「Automator」で自動ログインのオートメーションアプリを作成する!

 この記事で紹介されている「Clipy」も、私が常用し、そしてログイン追加を再三報告してくる忌々しいヤツでしたが、この度「PopClip」にも同様のバグが発生するようになりました。

 PopClipはClipy以上にコピペや検索では欠かせないアプリであり、ログイン項目から外すなんて考えられない必須のアプリです。

 それだけに、毎回のご登場は「かわいさ余って…」という気持ちにもなってしまいます。

 

 さて、前掲の記事で紹介されている手法は、オリジナルの「Clipy」「PopClip」における「自動ログイン機能」はOFFにして、Macの「Automator」で自動的にログインするオートメーションアプリを作成してしまおう…というものです。

 これだったら、アプリ側のバグやMacとの相性といったことを気にすることはなくなりますね。

 

 そのやり方も非常にシンプルで分かりやすいので、誰にでもすぐに行うことができます。

 

①アプリの環境設定で "一般" の項目を開き『ログイン時に起動』のチェックを外す。同時に、Mac側の「一般→ログイン項目」のアプリ登録も解除。

②「Automator」を立ち上げ、「新規書類をクリック→アプリケーションを選択→検索欄に"アプリケーション"と入力」。

③「アプリケーションを起動」という項目が出てきたら右側のエリアにドロップ

④ボックス内の下から「その他」を選択し、問題となっているアプリを選択

⑤Automatorの「ファイル」メニューから「保存」を選択肢、任意の名称を付けて保存

 

 この時点で、
「選択したアプリを自動的にログインさせるお手製アプリ」
が作成されました。

 

 最後に、このお手製アプリを、「環境設定→一般→ログイン項目」から「+」でログイン項目に登録すれば終了です!

 私の場合は以下の囲みのように表示されています。

 

「PopClip」の"ご報告"が無くなりました

 私のMacの場合、この後に再起動をかけると、これまで出ていた「ご報告」は無くなりました。

 さらに、「Clipy」を処理したところ、PopClipの報告が無くなるという不思議な事態に…。
 やはり自動ログインの部分で、アプリ側かMac側に何らかのバグがありそうです。

 

 というわけで、PopClipについてはオートメーションアプリを作成する必要は(今回は)ありませんでした。
 上のログイン項目もPopClip側の自動ログイン設定のままです。

 

 ただ、PopClipに関してはいつ症状が出てくるかもしれないゾンビ性が潜んでいるような気もしますので、再発した場合は再度Automatorのお世話になろうかと思っているところです。

 いや〜、一安心できました!

15インチMacBook Airは「4月」登場?〜Mac Proとの絡みは?〜

15インチMacBook Airは「4月」登場?

 2月も半ばを過ぎ、Appleファンとしてはそろそろムズムズしてくる頃ではないでしょうか?

 そう、どうしてもこの時期になると3月のイベントが気になり始めます。

 

 今年は予想外の「1月発表」があり、MacBook Pro/Mac miniが投入されました。


 ただこれは、本来は昨年秋に発表されるはずのものだった…という説が根強く、Appleからすると遅れを取り戻したに過ぎないのかもしれません。

 ここからが「本来の2023年」の始まり…かと。

 

 さて、この3月に関する噂とすれば、「新型Mac Pro」が根強いですね。
 これに「Mac Studio」や新型のディスプレイがどうなるか…というところ。

 しかし先日、そのディスプレイの発表の目処が立っていないとする記事も流れました。

 

 加えて、
「新型Mac ProにM2 Ultraを搭載すると、Mac Studioとの棲み分けが難しくなる…」
という考え方から、
「新型Mac Studioは登場しないのでは?」
という噂もあります。

 

 そんな中…。
 意外な伏兵が早めの時期に来るのかもしれません。

 15インチAirの登場時期に関する情報が来ています。

 

3月発表、4月発売?

 記事によると、

15インチMacBook Airが、2023年4月上旬に発売されるとの予想が伝えられた。これを伝えたのが、予想的中率が90%を超える(AppleTrack調べ)DSCCの最高経営責任者であるロス・ヤング氏であることから、信憑性が高そうだ

ということです。

 

 まあ確かに、これまでも「4月」「5月」という中途半端な時期の発売がありました。
 iPhoneSE2やiPad Proがそうでしたし、私が以前所有していたMacBook Pro15インチ(2019)はWWDC直前に発表になったように記憶しています。

 ただ、このときは半年で「16インチ」が登場して非常に残念な思いをしましたが…。やはりこの時期の登場はキワモノ感が拭えないような気がします。

 

 さて、15インチAirに関しては昨年度内から数々の噂が立ちました。中には「2022年に発売」「2023年1月発売」等の情報もありましたが、これらはスルーしている格好です。

 

 まあ、時期的にいえば本ブログが以前に予想したように、「6月のWWDC」あたりが最も狙い目なのではないでしょうか?
 「13インチAir」登場から1年、3nmチップとなるM3との繋ぎの時期として、大きなディスプレイというのはひとつのアピールポイントになり得ます。

 

 ただ、これが「4月」となると「何で?」と疑問符がつく時期と言えるでしょう。
 唯一納得できるとすれば、
「3月のイベント等で発表→4月に発売」
というラインか?

 となると、3月に発表/発売されるMacは新型Mac Pro意外にも存在する…ということになりますね。

 

派生モデルで大丈夫?

 ただ、最近のAppleの流れとして気になるのは、
「派生モデルを更に誕生させて本当に大丈夫なのか?」
ということです。

 昨秋に新型iPadが登場した際も、無印第10世代の価格が上がったことによりAirとの差別化が難しくなった…ということが議論されました。

 また、最近のApple新デバイスにおいては、「iPhoneSE」「AirPods Max」のような主流ではない機種の生産を中止・延期する…という考え方で進んでいるようにも見受けられます。

 

 今回の「15インチAir」も思いっきり「派生モデル」。
 今後もモデルが継続するかどうかも怪しげなモデルではあります。

 

 どうもAppleのデバイスに関する考え方がはっきりしないのが気にならなくもありません。

「M2 Pro MacBook Pro14インチ」レビュー⑦〜それでも「デスクトップ好き」を再認識〜

それでもやっぱり「デスクトップ」が好き!

 M2 Pro搭載MacBookPro14インチをレビューしております。

 

 ここまでこのMacを触って分かってきたことは、 

「ある程度の重い作業もこなす超省電力PC」

ということです。

 

 M2のAirも非常にバランスのとれた機種ですが、「いざというときのパワー」「ディスプレイの美しさ」「スピーカーやカメラ等のグレード」を考えると、無理できるなら「Pro」を考えてみてもいいかも…。

 

 しかし…。
 個人的には使うほどに、
「やっぱり自分はデスクトップが好きなんだなあ…」
と感じてしまいました。

 もちろん用途が全く異なるわけで、どちらか一方だけ…という考え方はナンセンスなのですが、つくづく「Mac Studio」のよさを感じてしまったのです。

 

「大画面」「性能の余裕」「安心感」は正義

 14インチProを使っていてどうしても感じてしまうのが、ディスプレイの狭さです。

 もちろん仮想デスクトップを活用して快適に使用することが可能です。トラッパッドの心地よさもあって不満という不満があるわけではないのですが、32インチのPro Display XDRと21.5インチLG UltraFineの2枚の表示領域を考えるとモバイルとはいえ絶対的差を意識してしまうわけです。

 

 また、デスクトップ環境で使用している「HKKB」のよさも再認識。
 14インチProのキーボードは悪くはありませんが何の面白みも感じませんでした。個人的には悪評高きバタフライ(13インチPro/2016で使用)の感触の方が好み。

 指が完全にHKKBの心地よさに慣れ切っており、現行Proの中途半端な打鍵感が未だしっくりきていません。
 HKKBはFキーがない特殊な配列になっているのですが(Fnキーとの同時押しで対応)、14インチでも無意識にFnキーを小指が探すことが頻発です。まあ、これは慣れの問題だと思いますが…。

 やっぱりHKKBは最高のキーボードだと感じます。

 

 さて、
「だったら、クラムシェルモードでデスクトップ環境を整えればいいじゃないか」
という声も聞こえてきそうですが、ここで感じるのが、「M1 Ultra」の絶対的な性能の高さです。

 「20CoreCPU//48CoreGPU」というコア数の多さが性能面での絶対的な高さを担保するのだ…ということを今回改めて確認できました。
 GPUに関しては単純に理解できていましたが、CPUのコア数の影響は今回の実験(レビュー②)で初めて実感することができました。

 

 ここで、「M2 Max搭載機でのクラムシェル利用」という選択肢も出てきますが、そうなると機種代が爆上がりしますし、フル活用した際の「発熱」も気になります。

 Mac Studioの大型冷却ファンは正に絶対的な信頼がおけますし、どんなに酷使してもMac本体へのダメージということを心配しなくてもいいわけです。

 ディスプレイとの相性問題、ケーブルの抜き差しによる不具合等の余計な心配もクラムシェルモード利用に比べると激減しますし…。

 

 以前、MacBook Pro13インチ(2016)で、様々な外部機器との接続問題に苦しんだ経験があり、どうしてもMacの「接続性」という点ではあまり信用できないということが原点にあるのかもしれません。
 当時は本当に苦しかったので…。

 

 私にとっては、
「大画面、性能の余裕、安心感は正義」
ということになるのでしょう。

 

あくまでも「サブ機」として…

 ここまで考えてきて、本機に関しては、当初の目的であった「サブ機としての活用」いう考え方が間違っていなかったと感じます。

 贅沢な環境ではありますが、私にとっては「デスクトップ機」と「ラップトップ機」の2台持ちが最良の選択であることは疑いようがないようです。

「iMac 24インチ」の登場は「M3」までなし?〜こりゃ「iMac Pro」は夢のまた夢〜

「iMac 24インチ」の登場は「M3」までなし?

 後継機が待たれていた「Mac mini」についに「M2」「M2 Pro」が搭載され、

「コスパで考えれば一推しはMac miniなのでは?」

という声も上がっています。

 ラップトップに縛られておらず、ディスプレイやキーボード等の初期投資が済んでいるユーザーならば、その考え方もありでしょう。「M2 Pro」搭載機なんて素晴らしいバランスですよね。

 

 さて、Mac miniが片付いたとなると、次に目立ってくるのが「24インチiMac」です。
 M1のまま取り残されて…という感が否めませんね。

 

 Intel Mac時代には、27インチiMacがデスクトップMacのパワーの象徴でした。
 まあ、ディスプレイ一体型ということで、独自の世界を築いていた感がありましたが、考え方次第ではコスパも良好…と捉えられないこともないわけで(私なんかはディスプレイ非搭載でMac miniよりも高性能のデスクトップMacを欲していましたが…)。

 しかし、現状は「M1搭載」「24インチ」のiMacということで、完全にエントリーユーザー向けの使用となっています。

 

 そんな中…。

 リニューアルはしばらくお預けなのでは…という記事が来ています。 

 

iMacよ、どこへ行く?

 記事によると、

Bloombergの著名記者であるMark Gurman氏がニュースレター「Power On」の最新版で、Appleの「iMac 24インチ」は2021年4月に発売され、もうすぐ発売から丸2年を迎えるが、次期モデルは早くても2023年後半まで登場しないようだ

と明らかにしたということです。

 

 この「2023年後半」という時期は完全に「M3」の登場時期を考慮していますね。

 恐らくは、2023年9月、iPhone15 Proに搭載されるA17Bionicが、Apple初の「3nmプロセスルール」ということになるでしょう。

 その後順次Mac用のMチップも3nmへと移行していくでしょうから、それまでは24インチiMacの後継機は出ない=M2の世代はスキップされる…ということになるのでしょう。

 

 Mac miniも遅ればせながらM2世代を搭載したわけですので、Apple内のヒエラルキーとしては、24インチiMacの優先順位が最下層…ということになるのでしょう。

 

 思えば、昨年度々噂になっていた「iMac Pro」の計画も頓挫したという噂が流れ、AppleのiMacに対する考え方が見えない時期が続きました。
 そして今回のM2見送り…。

  個人的には、
「もうAppleは高性能iMacを諦めたのでは?」
と考えます。

 

 高性能デスクトップMacは「新型Mac Pro」「Mac Studio」に任せ、当然メインを「M2 Pro/Max搭載MacBook Pro」とする…。

 この「M2 Pro/Max MacBook」を所有するユーザーであれは、当然クラムシェルモードを使用してデスクトップ的な活用も視野に入れているでしょうし、現行MacBook Proであれば、
「ラップトップ機だから性能に不安がある」
ということを微塵も考えずに運用できます。

 

「だったらiMacはいらないのでは?」
とAppleが考えても何ら疑問はないかと…。

 

 本当にこのまま消え去ってしまうのでしょうか?

 iMacよ、どこへ行く?

「M2 Pro MacBook Pro14インチ」レビュー⑥〜最高の「タイムパフォーマンス機」なのでは?〜

実践でのバッテリーもちやいかに?

 M2 Pro搭載MacBook Pro14インチのレビューをしております。

 

 レビュー「③」でもお伝えしましたが、このM2 Pro搭載機に関しては、
「非常にバッテリーもちがよろしいのではないか…?」
ということが言われています。

 この記事の中で紹介させていただいた動画では、何やら「M2搭載Air」よりもバッテリーもちがいい結果に…。 

 

 この「対M2」という点に関しては、M2 Pro機しか持っていない私としては検証するわけにはいかないのですが、「ブログ書き」という軽い作業で使ってみての感想を…。

 

最高の「タイムパフォーマンス機」なのでは?

 コロナ禍以前は、「MacBook Pro15インチ(2019)」を週末のカフェに持ち出すことが習慣となっていたのですが、それができなくなり次第にMacBookを使用する機会が激減しました。
 家の中で使うのであれば、「Mac Studio × マルチディスプレイ」という環境が快適すぎてMacBookの出番はほぼないわけです。

 しかもディスプレイの1台は「Pro Display XDR」なわけですので、その広さ、美しさには勝るものなし…といったところですので。

 

 しかし、ようやくコロナ禍の出口が見え始め、慎重すぎるくらいに慎重だった私も動き始めることにしました。
 今回はいつものスタバではなく、モスへ。何故か急にモスが食べたくなってしまいまして…。

 

 実際のモスでの作業時間としては1時間15分ほど。

 その後、久しぶりに天気がよかったこともあって(日本海側での冬の晴れ間は貴重です)、CX-60の運転がしたくなり、いつもより短い時間となりました。

 家に帰ってから更に1時間半ちょっとくらい作業しましたので、およさ「3時間弱」という実働だったと思います。

 この時点でバッテリー残量が「89%」!

 

 帰宅後の作業では、Apple Musicやradikoも視聴しながらということで(スピーカーの音質、予想以上によかったです)、あくまでも軽めの作業ではありますが、私には驚異的な省電力性と映りました。

 この手の製品は、「100%」からの減りに時間を要する傾向があるため、このままのペースではいかないことが予想されますが、少なくても「20時間」はもちそうな予感です。 

 以前の15インチと比較すると、完全に2倍以上のロングライフであることは明らか。異次元の領域と感じました。

 

 先日のM1 Ultraとの性能比較でも分かるとおり、Mac Studioもちの私としては、重い作業はそちらで…とどうしても考えてしまいます。
 つまり、M2 Pro側で行う作業は今回のような軽めの作業が中心となるでしょう。このバッテリーもちのよさはプラスでしかありません。

 

 いざというときのある程度の性能も備えつつのこの省電力性。
 最高の「タイムパフォーマンス機」と言ってもいいのではないでしょうか?

「M2 Pro MacBook Pro14インチ」レビュー⑤〜「MOFT」がスタンドの救世主〜

「フォルダブル」が使えない

 これまでのMacBook系において、私は「フォルダブル」という紙製スタンドを使って高さを出してきました。 

 

 しかし…。

 嫌な予感が的中し、MacBookの形状がスクエア型に変化したことでこの「フォルダブル」をMacBook Proのヒンジ部に差し込むことができなくなっておりました。

 これまで「MacBook Pro15インチ(2019)」を使用していた私は、この変化に気付けていなかったわけで、

「こりゃ大変!」

となったわけで…。

 

 もうこうなると、「MOFTに頼るしかない…」ということになりました。

 見た目が気になって踏み切れなかった折りたたみ式のスタンドです。

 

使い勝手はすこぶるいい!

 「MOFT」のラップトップPCスタンドは、粘着剤付きの折りたたみスタンドをPC本体貼り付けて利用するタイプです。

 個人的には、

「貼り付け型ということで、せっかくのMacBookの美しさを損なう」

という部分が非常に気になり、導入に踏み切れていなかったという事情があります。

 

 その点については、「フォルダブル」はその都度折ってMacの下に置く…という手間はかかるものの、Mac本体の美しさはそのままで使用し続けることができます。
 折りたたむのもほんの数秒…ということで、その機能性も含めて、これまでは非常に満足して使ってきました。

 

 しかし…。
 Mac側の本体デザインが変わってしまっては観念せざるを得ません。

 貼り付け型とはなりますが、非常に薄く貼り付けられ、邪魔にもならないMOFTの製品は現状最も安心できる製品となります。

 

 実際に取り付けてみると…。

 裏面がこんな感じ。

 

 もちろん見た目上の問題はありまくるわけですが、邪魔になることも無く、「すぐスタンドになる」という点においては「フォルダブル」以上です。

 5㎝の高さで設置すると…。

 この高さが、これまで「フォルダブル」で使用してきた高さ。
 バッチリです。

 何度も張り替え可能な粘着剤を使用しているようですが、実際にキーボード叩いてみても貧弱な感じは全くありません。ごくごく普通に使用できます。

 収納性や使い勝手という面では満点と言ってもいいでしょう。

 

 まあ、よしとしましょう!

 見た目は気になりますが、機能性はピカイチですので。

「Studio Display Pro」、3月に登場せず?〜進まないデスクトップ用ディスプレイの最新化〜

「StudioDisplay Pro」、3月に登場せず?

 「1月」という異例のタイミングで「M2 Pro/Max」搭載のMacが登場したことには驚きました。
 本来であれば「昨年10月に登場させたかった…」という噂が現実味を帯びますね。

 9月に3nmプロセスのA17Bionicを登場させることがAppleの第一命題になっているでしょうから、Mac用のチップも大きく登場時期を遅らせるわけにはいかないのでしょう。

 

 そんな中…。

 この3月にもAppleは新製品を投入するのでは?…と言われています。
 「M2 Ultra」を搭載した新型Mac Proという説が濃厚になっていますが、本来はM2 Ultraが2個分の「M2 Extreme」を出したかったのでしょうから、なかなかに微妙な「Pro」になってしまいそうではあります。

 そして、この新型Mac Proと同時に新しいディスプレイも登場するはず…と言われてきたのですが、どうも怪しくなってきているようです。

 

Mac側の流れと連動できない苦しさ

 記事によると、

来月末までに発売されると噂されていた、ミニLEDバックライトを搭載する27インチ 5Kディスプレイ、Studio Display Pro(仮称)の発売時期がまた延期された模様

ということです。

 記事内では、度々発売の噂が出てはそのたびに延期になることが重なっていることから、
「本当に開発が進んでいるのか?」
というそもそも論にまで言及していますね。

 

 一連のApple純正高性能ディスプレイに関しては、「2種類」の噂が立っていました。

 一つ目は今回の「Studio Display Pro」。
 これは、従来の「Studio Display」の高性能版という位置づけで、27インチというサイズは変えずに「miniLED」「ProMotion」を搭載させる…というものです。

 二つ目は、現行「Pro Display XDR」の後継機。
 サイズも現行の32インチから36インチへの拡大が噂されており、機能的にもStudio Display以上の付加価値が求められているデバイスです。

 

 そもそも、これらのディスプレイの登場が「3月」と噂されているのは、同時期に「新型Mac Pro」の登場があるという予想に基づくものです。

 2019年、現行Mac Proの発表と同時に、現行Pro Display XDRも発表されました。今回も同様の手法をとると考えられてきたわけです。

 

 しかし…。
 もし今回の記事が正しいとすれば、発表されるのは「新型Mac Proのみ」ということになるかもしれません(新型Mac Studioもあるかもしれませんが、Mac Proがあまりに中途半端なスペックのために、Mac Studioを発表する意味が無い…という見解も広がっています)。

 Mac側が先を見据えて進化を遂げている中で、連動してディスプレイが前に進めないのではどうして片手落ち感が否めませんね。

 

「OLED」「MicroLED」の噂の中で…

 先日も記事にしましたが、最近になって近い将来の「OLED」「MicroLED」搭載の噂が目立ってきています。

 

 これに反し、Appleら純正の大型ディスプレイはどこへ行こうとしているのでしょうか?

 現時点で考えても、
「miniLED搭載大型ディスプレイは高価すぎる…」
という問題があります。

 しかし、はっきり言ってminiLEDはOLEDやMicroLEDに進む上での「繋ぎ役」に過ぎない…ということがはっきりしてきました。

 こんなところで足踏みしていたら、OLED、MicroLED搭載の大型ディスプレイなんて夢の話に聞こえてしまいます。

 

 ただでさえ、Macはデスクトップ機の充実に課題を抱えてきました。
 しかし、昨年は「Mac Studio」、今年は「M2 Pro搭載 Mac mini」と、手の届きやすいデスクトップMacも登場し始め、可能性を感じさせているところです。

 ここでの純粋ディスプレイの充実は必須(Macはディスプレイとの相性問題も残っているので)。

 Appleには腰を据えて開発に取り組んでもらいたいものです。

iPhone、Macのディスプレイ革命は「2025〜26年」に起こるのか?〜Face ID、インカメ、タッチパネル、OLED…〜

iPhone、Macのディスプレイ革命は「2025〜26年」に起こるのか?

 ここ数年、iPhoneのディスプレイに関する噂は賑やかでした。

 「パンチホール」「ピルホール」「ピンホール」、そして完全フラットなディスプレイへ…。

 

 この過程でのポイントは、
「Face ID用のセンサーやカメラ、およびインカメをディスプレイ下に埋め込む」
ということです。

 Galaxyが先行して取り組んでいる事柄ですが、埋め込むことによって精度に欠けたり、カメラ部の跡が目視できたりと、Appleが目指す完成度には届いていないのが現実のようです。

 

 しかし、いよいよ実現に向けてAppleが本格的に動き始めるのでは…と見られています。

 これまでの予想では

〇2024年→「iPhone16 Pro」でFace IDカメラ・センサーを埋め込み
      →インカメだけが「ピンホール」として残る

〇2026年→「iPhone18 Pro」でインカメもディスプレイ下に
      →完全なフルフラットディスプレイになる

という考えが支配的でしたね。

 

 「2年刻みで新しい技術をProモデルに搭載していく」というこれまでのAppleの戦略とも合致します。
 だとすると、Proモデルの1年遅れで無印にも搭載されていく…ということが予想されます。

 

 そして…。
 最近はこれに「Mac」のディスプレイ事情が絡んでくる事態になっています。

 

Macの「タッチパネル」が実現したら「大革命」

 まずもって、一つ目の記事は、

ロス・ヤング氏は、小型化された画面下埋込み型カメラが2026年モデルのiPhone18 Proシリーズに搭載されることが期待される

というもので、これまでの予想を繰り返したものになっています。

 前掲のiPhone事情とピタリ重なりますね。

 

 それはいいのですが、この情報が、上記二つ目のMacに関する記事と連動するとヤング氏は考えているようなのです。

 このMacに関する記事とは、

「2025年モデルのMacBook Proでは、画面下埋込み型Face IDや画面下埋込み型カメラが搭載される」との予測

になります。

 

 この予測はDSCCがレポートで伝えているものですが、

Appleが2025年モデルのMacBook Proにタッチスクリーン内蔵有機EL(OLED)ディスプレイの搭載を計画している

というもの。

 

 そのOLEDディスプレイはSamsung製で、

〇ノッチに埋込み型Face IDや埋込み型カメラを搭載
〇ディスプレイパネルの構造は、2層・スタック型(iPad Pro用と同じ?)
〇パネル自体はリフレッシュレート1Hz〜240Hzに対応
〇実製品のリフレッシュレートは48Hz〜240Hzで、反応速度と低消費電力を両立
発光効率に優れた新素材採用

というもののようです。

 

 私が衝撃を受けたのは、「タッチスクリーン内蔵」という点です。

 これまでも「OLEDディスプレイ搭載Mac」については何回も噂に上ってきました。
 iPad Pro→Macという流れもほぼ確実でしょう。

 しかし、これも噂になっていた「タッチスクリーン」と同時期に来る…というのですが、正直驚きました。

 

 OLED化だけでもこれまで散々苦労してきたAppleが、一気にタッチスクリーン内蔵までいけるものでしょうか?

 これがもし実現するとしたら、これまでAppleが唱えてきた「Macにタッチスクリーンは搭載しない」という方針を一気に改めることになる「ディスプレイ革命」と言えるものになるでしょう。

 

本当に僅か2年後に実現する?

 TrackPadという魔法を用いて快適な入力操作を可能にするとともに、直接入力はiPadという役割分担を敷いてきた一連のAppleデバイスの考え方を根本的に変えてしまうことになります。

 そんな事態が2年後に起こりうるでしょうか?

 

 AppleはApple Silicon化という革命を起こしました。
 WWDCでの宣言後、2年間で完全Apple Silicon化…という目標は、当初は無理だと思っていましたが、Mac Proを覗いては一応完遂したことになります。

 

 今回の「Macタッチスクリーン化」は、これに次ぐ大きな変革だと感じます。

 いきなり発表ということではなく、数年前からの予告が必要なくらいの代物かと…。

 この動きが本物だとすれば、来年あたりのWWDCで何らかの発表があってもいいかもしれません。

「M2 Pro MacBook Pro14インチ」レビュー④〜動画書き出し性能やいかに?〜

動画書き出し性能やいかに?

 「M2 Pro  MacBook Pro14インチ」のレビューをしております。 

 

 2回目のレビューでは、

「シングルコア性能がいくらアップしても、DPP等で重い操作をするとCPUコア数の影響の方がかなり大きい」

ということが判明しました。

 「M2 Pro  MacBook Pro14インチ」と「Mac Studio」を比べたときに、「M2 Pro」と「M1 Ultra」の高性能コア「10個分」の差は埋めようもない…ということになります。

 

 というわけで、今回は「GPU」に注目。

 私が購入した「下位M2 Pro」は「16CoreGPU」、Mac Studioは「48CoreGPU」ということで、結果は見えているのですが、その差がどの程度になるのかを試してみました。

 

納得の結果に…

 実験に使用したのは、いつもの検証用「4K・60P/10分/H265/MP4」動画。

 これをDaVinci Resolveで書き出します。

 双方のDaVinci Resolveのバージョンを最新のものにして、いざ検証。

 

 それ結果…。

「M2 Pro」
7分12秒

 

「Mac Studio」
3分58秒

 

 Mac Studioは、以前のバージョンの時と同タイム。

 M2 Proと比べて3分以上の差をつけており、さすがといったところです。

 納得の結果となりました。

 

 ただ、M2 Proのヒエラルキーを考えた場合、まあ妥当なものなのでしょう。
 M1 Ultraが異常なだけで…。

 個人的に、「M2」や「M1/M2 Max」の同条件のデータを持ち合わせませんので、断言はできませんが、M2よりはそれなりに速い結果になるのではないかと予想します。

 

 DaVinci ResolveはFinal Cut Pro XよりもApple Siliconへの適応が素早く、しかも適切な印象がありますので、チップ性能の差を素直に発揮できるのでは…と考えるからです。

 

 4K以上の動画の速さを求めるのであれば、やはりそれなりのチップを選択する必要があるということか? 

 まあ、通常の編集自体はM2 Proで全く問題ありませんので、あとは考え方の問題ですね。

 

「M2 Pro」の性格が見えてきた

 これでM2 Proの性格が見えてきましたね。

 あくまでも速さを求めるのであれば「M2 Max」「M1 Ultra」でしょう。

 

 ただ、それほどのパワーを用いるようではない場合や、バランスのよい機種選択を優先するのであれば、積極的にM2 Proを狙うのもありでしょう。

 バッテリーもちのよさも秀逸ですし、その上でこれだけのパワーがあるのであれば、大概の人には十分でしょう。

 

 ただ…。

 一旦M1 Ultraを体験した身からすると、全ての動きに物足りなさを感じてしまうことも事実。

 私だけの観点で見れば、「サブ機としての購入」ということで、納得のチョイスになりました。

「M2 Pro MacBook Pro14インチ」レビュー③〜ロングバッテリーの予感〜

「M2 Pro  MacBook Pro14インチ」、ロングバッテリーの予感

 「M2 Pro  MacBook Pro14インチ」のレビューをしております。

 

 さて、今回はバッテリーの話をしたいのですが、14インチが来てから未だ「使い倒す」という状況にはなっておりませんし、私が以前に使用していたのが「15インチPro (2019)」というIntel Macだったため、それと比べるわけにも行かないのが実情。

 しかし…。 
 ちょっと触っただけでも予感がします。

 これ、かなりのロングバッテリーが期待できるのでは?

 

「M2 Air」と比べて…

 M1登場時、話題になったのはその「性能」の加えて、発熱の少なさとバッテリーもちのよさでした。

 それまでのIntel Macのバランスでは考えられないほどのパワーとバッテリーもちのバランスを実現させたのです。

 

 そして、バッテリー持ちで考えると最高峰と考えられるのが「M2 MacBook Air」ですね。
 パワーで考えてもかなりの性能のようで、「ベストバランス」と考えるユーザーも多いようです。

 先日、この「M2 MacBook Air」と「M2 Pro MacBook Pro14インチ」との比較をしている動画を見つけました。

 

 ここで出た結果が非常に興味深いのです。

 まずは、「M2 Air」「M1 Pro」「M2 Pro」それぞれのMacを満充電し、YouTubeの動画を9時間連続再生した結果がこちら。

 

 なんと、M2が「73%減」だったのに対し、M2 Proは「48%減」と、圧倒的にM2 Proの方のバッテリーもちがよかったのです。

 

 

 更に…。
 この減り具合の段階から、20分の4K動画の書き出しを行った結果がこちら。

 

 こちらも、M2 Proの優秀さが際立つ結果となりました。
 M2の「2倍」という数値は「ホントに?」と疑いたくなるレベルです。

 

「究極のバランス機」になり得る

 これまで「Air」の絶対的な利点は、「軽さ」と「バッテリーもちのよさ」でした。

 しかし、今回の結果が全ての事象に当てはまるのだとすれば、少なくても「バッテリーもち」に関してはM2 Pro最強となり得ます。

 

 極限性能は求めない…ということであれば、
「M2 Pro搭載機こそ究極のバランス機」
と考えることもできそうです。

 

 今後、コロナ禍で自粛していたカフェ等での作業に14インチを持ち出し、そのバッテリーもちを肌で感じたいと思います。

スポンサーリンク