おすすめの本紹介
2020年お気に入りの小説は? 2020年が暮れようとしている中,先日は「今年のベストバイ」に関する記事を書きました。 今回は,「小説」の中から選んでみたいと思います。 昨年の内容は以下の通り。 2019年は結構「豊作」だったイメージ。 その中でも,夏川草…
「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」読了 東野圭吾さんの最新刊「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を読了しました。 率直な感想としては,近年まれに見る「駄作」になってしまったなあ…ということ。 ほんの帯にある,「コロナの時代に,と…
坂木司「アンと愛情」読了! 先日ご紹介した,坂木司さんの「アンと愛情」を読了しました。 その際にもご紹介したとおり,細かな章立ても,大まかな内容もすでに光文社のHPで紹介済でした。 シリーズ第3弾とあって,「和菓子の謎解きを基にした人情話」であ…
坂木司「アンと愛情」到着! 以前にもご紹介した,坂木司さんの「アンと愛情」が本日到着しました。 土曜日に到着したのであれば,一気に読破したいところでしたが,日曜日の午後到着となると,来週にかけて読み進めることになりそうです。 章立ては以下の通…
東野圭吾「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」が11/30に発刊 TBSドラマ「危険なビーナス」も始まり,池井戸潤さん宜しく,東野圭吾さんの周辺も慌ただしくなってきました。 11/6には「疾風ロンド」のジュニア文庫版も発売。池井戸さんのようにやり過…
「和菓子屋のアン」シリーズ第3弾 「アンと愛情」が10/22に発売! 坂木司さんという作家さんは,「青空の卵」等の「引きこもり探偵シリーズ」や「ホリデーシリーズ」で評価を得ている方ですが,私はこの方の書く「青春お仕事もの」が大好物です。 「シンデレラ…
#夏川草介 「 #始まりの木 」レビュー〜「民俗学」の描き込みは薄いが,「日本人の心」について考えさせられる秀作〜 #神様のカルテ
池井戸潤「半沢直樹/アルルカンと道化師」読了 池井戸潤さんの最新作「半沢直樹/アルルカンと道化師」を読了しました。 以前にも紹介しましたとおり,「半沢直樹シリーズ最新作」とはいうものの,本作は「半沢直樹1 オレたちバブル入行組」の前日譚となっ…
「この気持ちもいつか忘れる」読了 住野よるさんの最新作,「この気持ちもいつか忘れる」を読了しました。 以前に紹介記事を書きました。 この中で,本作を「初の恋愛長編」と紹介されていたことに違和感を感じていたことを記しました。「君の膵臓をたべたい…
夏川草介さんの最新刊「始まりの木」がくる! 夏川草介さんといえば,言わずとしれた「神様のカルテシリーズ」の作者です。現役の医師としての骨太な死生観をベースに描かれる作品は,読み手の心をわしづかみにするような「強さ」とそこはかとない「優しさ」…
住野よるさんの新刊は音楽とのコラボが売り? 「麦本三歩の好きなもの」以来の,住野よるさんの新刊が発売されるようです。 住野さんの文章の魅力と言えば,瑞々しい感性が溢れるともに,読み手に絡みつくような粘着性のある文体と張り巡らされた伏線で,登…
読了! 「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ〜扉子と空白の時〜」 三上延さんの最新作,「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ〜扉子と空白の時〜」を読了しました。 前作「扉子と不思議な客人たち」には,「Ⅱ」という文字がありませんでしたが,今回からは明確に「ビブリア…
待望の2冊,同時到着! 以前にもご紹介していた,三上延「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ〜扉子と空白の時〜」,村上春樹「一人称単数」が同時に到着しました! さて,どちらから読もうかな? // リンク // リンク
やっぱり来た! テレビ放送との抱き合わせ商売! 新型コロナの影響で放送延期になっていた「半沢直樹」第2シーズンが,いよいよ7月19日から放送開始です! まるまる1クール分を後ろ倒しにした格好。TBSはこのまま夏と秋に予定されていたドラマも後ろ倒…
あれからもう2年弱経っていた… 「ビブリア古書堂シリーズ」と言えば,三上延さんのよる,鎌倉にある古本屋「ビブリア古書堂」を舞台にする本を巡るミステリー。 古書堂の若き女主人「篠川 栞子」とそんな栞子に心引かれる若者「五浦 大輔」を中心として,毎…
待望の村上春樹さんの新作は短編集で! 唐突に来ました! 村上春樹さんの新作短編集「一人称単数」が,7月18日に発売されるようです!。 村上さんの新作としては,短編集は「女のいない男たち」から6年ぶり,小説は「騎士団長殺し」から3年ぶりとなりま…
本格的イヤミス感は久しぶり 湊かなえさんの「カケラ」を読了しました。 プロローグから,湊さんの代名詞「イヤミス」の感覚満載です。この感覚は久しぶりですね。 本書は,美容外科医である「橘 久乃」が,ある少女の死の原因を追及する過程を描いています…
「半沢直樹」2匹目のドジョウはいるのか? 2020年第2クールのTVドラマは,大ヒット作のリバイバル作品が目白押しです。 「半沢直樹」「SUITS」「BG」「派遣の品格」。 これだけのビッグタイトルが一気に集中するなんて…という夢のような展開ですが,東京オ…
「ヒューマニスティック」に振っている最近の東野作品 東野圭吾さんの最新刊,「クスノキの番人」を読了しました。 そして考えさせられたのが,最近の東野さんの作風に関してです。 個人的に,「東野作品の最高傑作の1つ」と感じた前作の「希望の糸」は,殺…
「嫌気がさすえぐ味」「薄味」と来て,次は…? 最近の湊かなえさんの作風を見ていると,まるでジェットコースターのように感じます。 「未来」では,救いようのないくらいの「嫌気がさすえぐ味」を,そして最新巻「落日」では,ちょっと拍子抜けするほどの「…
「希望の糸」の次はファンタジー系? 東野圭吾さんの令和第一作目,「希望の糸」は,人間の生きる理由という非常に哲学的な内容に踏み込んだ意欲作であり,単純な推理ものを超えた「人の心に訴えかける」名作だと感じました。 東野さんの作品は,本格推理も…
良井良助の成長と甘々の予感… 前回は,有川ひろさんの最新刊「イマジン?」のレビュー第1弾をお届けしました。 今回は第3〜5章の概要をご紹介。 // リンク 第3章「美人女将,美人の湯にて」 ドラマ「美人女将,美人の湯にて〜刑事真藤真・湯けむり紀行シ…
久々の「有川節」を堪能! 有川ひろさんの最新刊,「イマジン?」を読了しました。 以前にもお伝えしていましたが,「有川浩」から「有川ひろ」へと改名してから初の長編。しかも,久々の単行本ということで,正に「待ってました!」という感じでした。 読了…
何でこんなに遅れたの? 有川ひろさん(有川治から昨年改名)の久々のオリジナル単行本となる「イマジン?」が,1/22に発売になることは以前にもご紹介しました。 以前は「1/23発売」とされていましたが,何故か1日早まったようです。 実はこの「イ…
昨年1年間で心に響いた小説は? 2019年のどん詰まりにあたり,今年読んだ小説について振り返ってみよう…と思い立ちました。 その上で改めて気付いたのが,「偏っている」ということ。 読むジャンルも,基本的にいわゆる「小説」(この区分けもよく分からな…
待ちました…! 有川ひろ最新刊「イマジン?」が2020年1/22に発売 読むと自然に物語の世界に引き込まれる文体ってありますね。自分があたかも文中の世界にいるかのような…。そして,登場人物と直接関わっているかのような…。 私にとってのそんな文章を書いて…
「神様のカルテ」の夏川草介さんの最新刊! 私が2019年に読んだ本の中で「この一冊」といえるお薦めを選ぶとすれば,迷わず夏川草介さんの「新章 神様のカルテ」を挙げます。 本庄病院から飛び出し,大学病院でもまれる「一止」と,その素晴らしき同僚,そし…
3年ぶりのシリーズ最新刊! 待ちに待ったシリーズの第6弾。前作から3年もの間隔が空いてしまったのは残念でしたが,その分期待が膨らんでおりました。 このタレーランシリーズは,三上延さんの「ビブリア古書堂シリーズ」が話題になった後に発刊され,そ…
改名の理由…えっ,それだけ? 有川ひろさんの最新刊「倒れるときは前のめり ふたたび」が到着しました。 以前に刊行されていた「倒れるときは前のめり」に続く第2弾のエッセイ集となっています。前の作品は読んでいないのですが,最近の余りの「有川不足」…
コアなファンでなくても欲しくなるガッキーの集大成 世の中には,どうしても気になる人,どうしても魅力的に感じてしまう人という存在がいるようで…。 ドラマ好きを自信している私も,大好きな俳優さんはたくさんいます。男性,女性関係なく,その人の演技が…